外車のショールームに行きますと、クルマがやけにぴかぴかだったりします。濡れたようなこの艶はワックスの効果です。
本来ワックスといえば天然成分です。ろうそくを作る蝋もワックス。木蝋(ハゼ蝋)やウルシ蝋は日本人としておなじみです。これらは植物性のワックスですが。動物性のワックスもあります。イボタ虫というカイガラムシから取れるイボタ蝋は木製品や生糸のつや出し、たんすや敷居のすべりには欠かせないものでした。
クルマ用としてはヤシから採れる「天然カルナバ蝋」それも100%のものだけをワックスといいます。これが最高級品。といってもカルナバ蝋は非常に硬いワックスなのでそのままでは使えず、多くの場合やわらかいワックスとブレンドされているのが普通です。
これに対し化学合成されたコーティング剤があります。こちらはフッ素系、シリコン系、チタン系などがあり、いわゆるポリマーコーティングといわれるものです。コーティングはワックスに比べ、汚れを寄せ付けず、撥水効果も備えていて汚染物質や水、油などの外的要因に対して強い耐性を持つのが特徴ですコーティングは塗装面の上にもう一枚塗装をしたようなもの、と考えるとわかりやすいと思います。
コーティングのメリット
1.新車は一層輝きを引き立たせ持続させます
2.中古車は新車の美しい塗装面が蘇ります
3.化学成分に強いため塗装面を酸性雨から守ります
4.ポリマー分子が細かいため平滑性・硬度が増し傷がつきにくくなります
5.持続性があり頻繁なメンテ不要、通常は水洗いだけでOK
6.紫外線を防ぐので色あせ・シミ・退色を防止します

ワックスとコーティングは全く違うものですが、実際には双方混ぜて製品になっていることがほとんどなので、用途によって選ぶといいでしょう。とにかく濡れたような艶がほしいという人は、カルナバ蝋がたっぷり含まれたワックスがベストです。ただし高価です。
昔はワックスには必ず汚れ落とし用のコンパウンド(研磨剤)が配合されていたものです。コンパウンドが入っていると塗装面を削るのでボディには良くないとされていました。しかし最近の製品ではコンパウンドが混入されているものはむしろ少なくなっていて、一方でいろいろな用途別にコンパウンドが別売りされるようになりました。
もし汚れ落としも兼ねるのであれば、適当な粒子のコンパウンドを使ってみるもの一考です。
◆「テフロン」と「チタン」
一番新しいタイプのコーティングはチタンコートといわれるものです。これはボディ塗装面にアクリル樹脂や遠赤外線加熱テフロンを施し、チタン配合剤を塗布するもの。大体3年間位は効果が持続します。チタンは表面硬度が高く耐久性があるからです。そしてチタンには酸化チタンを使いますが、これが流行の光触媒による防汚効果があります。ボディに付いた汚れを自動で分解、雨が流し去る仕組みです。
テフロンコーティングとは塗装面にフッ素樹脂をコーティングすることをいいます。フッ素は表面に非粘着性・耐薬品性・低摩擦係数をもたらし、汚れがつきにくくなるというものです。表面はチタンほど硬くないので、耐久性はやや劣ります。剛で汚れをは跳ね返すチタンに対して、柔よく汚れを落とし去るテフロンコーティングといえます。(テフロン加工=フッ素加工と同じです)
年末は洗車ワックスの季節。効果のあるワックス&コートをいろいろ試してみてはいかがでしょうか?基本的に、性能は価格に比例しています。安いワックスはそれなりの効果しか見込めませんので、輝きにそれなりのものを求めるならば、ちょっと奮発してみましょう。
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シュアラスターの代名詞。アッパーグレードワックスシュアラスター S-01 ザ・シュアラスター 320g
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