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人間関係で腐心している暇があるなら仕事に没入した方がこれからの人生にとってどれほど有益であろうか。人間関係なんて仕事ができる奴は口にしないものだ。山本双六が若き男女サラリーマンOL諸氏に贈る人生の不文律。 |
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■■非尋常OL修身■■ |
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第7回
■自分への批評批判は全て受け入れろ
あなたは自分への批判批評を気にしますか?
まあ、当然気にするでしょうね。でもその批評に振り回されちゃ駄目ですよ。自分への批評批判は全て受け入れなさい。もち論それが誹謗中傷の類でなければという前提の下にですけど。人は自分のことはさておき他人の欠点は非常によく分かるものですよね。人の一寸我が一尺―
というが如く。それゆえに他人の下す評価は的を射ていることも多数あるものです。
ただそれは自分自身の内に隠蔽し封印しておきたかった恥部であるために認めたくないだけなんです。だから勝手に盗み見された面映ゆい気持ちを時には怒りという形に変換させ爆発させることもあるんです。自分の欠点を理解しているだけに他人には言われたくないという気持ちはわかります。しかし、自分でも気がつかない欠点があることもまた事実なんですね。
その欠点や落ち度を忠告され認められない人間はまず成長しないでしょう。縁無き衆生は度し難し―
というでしょう。本人に直そうという意思がない限りどんなに有益な忠告もたんなる侮辱にしか受け取れなくなります。それではますます人間としての幅が狭くなり器も大きくならなりませんよ。
一度己への苦言助言を全て取り込みセーブしてみてはどうでしょう。そして、苦言集としてフォルダーを新規作成し、ファイルしてみては。もしあなたが自分を更新させさらにステップアップさせたいと思っているならば己の脆弱な部分、劣っている面を認識し自らの意思で改めてゆかなければなりません。
その根幹となる批評批判を黙殺していたら永遠に現状維持のままですよ。悪い点、劣っている部分を直してゆけば必ず批判が好評に変化するはずです。だから批評批判を素直に受け入れ己の体内に摂取し新鮮な血を循環させる必要があるんです。
※ 縁無き衆生は度し難し
人の善意による言葉すら聞き入れようとしない者は救う道がないということ
※ 人の一寸我が一尺
人の欠点はどんなに小さいことでもすぐに気が付くが自分の事はどんなに大きな欠点でも気が付かないということ
人生は双六のようなもの投げられた賽の目に一喜一憂するでもその賽を投げるのはあなた自身
2001.10.22 |
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◆山本双六
※記述が古い場合があります。自己責任にてご利用ください。 |
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