不登校とんでけ! -月野すみれ-

現役通信制高校の教員、月野すみれが「教育」について真剣に、熱意を持って語ります。現場の生の声をあなたも聞いてみませんか?

教育現場シリーズ

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by 月野すみれ
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あなたもライターになれる
 

不登校とんでけ!

26 体育
25 先入観(2)
24 先入観
23 卒業式
22
21 ストレス
20 がむしゃら
19 まずは相手から
18 成人式
17
16 年賀状
15 まもる
14 大人になるということ
13 ルール
12 いちばん
11
10 中退
9 推薦
8 高校って何だろう?
7 ある進路相談(2)
6 ある進路相談
5 通信制高校とは?
4 いいこ
3 怒る
2 レディースみたいな
1 通信制高校

第3回

怒る


こんにちは、月野 すみれです。今日も「教育」について真剣に、熱意を持って語ります。現場の生の声に耳を傾けてみて下さい。

 きれいな青空が広がっていますね。雲の形が、もこもこの入道雲から切れ長の細い雲に変わってきています。もう、秋はそこまで近づいているのですね。

 今回は「怒る」ということについて、私が思うことを話します。

 皆さんは、本当に相手のことを考えて、怒ったことはありますか?私は教師になるまで、怒られることはあっても、怒るということはなかったように思います。あ、もちろん感情的になって怒ったことは何度もあります。ただ、相手のことを考えて、本当に怒らなくてはいけないという状況に追い込まれたことがなかったのです。

 私が教師になって間もない頃、私のクラスの男の子たちが騒いでしまって授業にならないということがありました。元気いっぱいの男の子たちです。かまってもらいたさから騒いでしまったのだと思います。一度、親と生徒を呼んで、面談して欲しいということを教頭から依頼されました。私は周りからあせらされるままに、生徒の母親に連絡を取り、面談の日程を決めました。

 面談している時、多分生徒は勝手に連絡をされて、私に「裏切られた。」と感じたのでしょう。私が何を話しても、顔をそっぽに向けたまま、目を合わせようとはしませんでした。このことは、すごく私にとってショックの大きい出来事でした。今まで、誠意を持って話せば必ず理解してもらえてきたのです。はじめて、何を言っても相手にされないということを経験しました。

 面談中も、面談が終わった後も、「私の何が悪かったのだろう。」と悩み続けました。そして、気付いたんです。私は、生徒の立場に立って考えてあげられなかったのだということを・・・。

 私がもし彼の立場だったら、いきなり親には連絡して欲しくありません。必ず自分を通してからにしてほしいと思うでしょう。そして、チャンスを作って欲しい。ただ、悪ふざけが過ぎただけのことです。「次に注意をされたら、親に連絡するからね。」と言ってもらえたなら、次からはきっと静かに授業を受けようって素直に思えたはずです。

 いくら周りからせっつかれたとしても、私は親に連絡をとるべきではなかったのだと今でも後悔しています。何よりも生徒との信頼関係を大事にしていきたいと思っていたのに、自分から壊してしまいました。一度壊れてしまった信頼関係を作り出すのは容易ではありません。彼がまともに口をきいてくれるようになるまで、何ヶ月も時間を費やしました。

 私は「怒る」ということがこんなにもつらく、難しいことだということを考えてもみませんでした。この時はじめて「怒るつらさ」を知りました。そして少し親の気持ちがわかったような気がしました。

 今でも怒らなくてはいけないことに遭遇すると、この時のことを思い出します。怒ったことによって、後悔することもたくさんあります。そうして少しずつ「いい怒り方」ができるように努力していきたいです。


次回は、「いいこ」ということについて、私が思うことを話します。

2000.10.02

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月野すみれ

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更新:2008.11.19
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