不登校とんでけ! -月野すみれ-

現役通信制高校の教員、月野すみれが「教育」について真剣に、熱意を持って語ります。現場の生の声をあなたも聞いてみませんか?

教育現場シリーズ

生徒の数だけ『合格への道』
by 葉月ひまわり
教師予備軍は見た。
by 下坂めがね
リアルふぁいと幼稚園
by 間瀬美雪
不登校とんでけ!
by 月野すみれ
教育者様、覚悟せよ!
by コハタジュンコ
教育現場の裏事情
by 秋月慎一

あなたもライターになれる
 

不登校とんでけ!

26 体育
25 先入観(2)
24 先入観
23 卒業式
22
21 ストレス
20 がむしゃら
19 まずは相手から
18 成人式
17
16 年賀状
15 まもる
14 大人になるということ
13 ルール
12 いちばん
11
10 中退
9 推薦
8 高校って何だろう?
7 ある進路相談(2)
6 ある進路相談
5 通信制高校とは?
4 いいこ
3 怒る
2 レディースみたいな
1 通信制高校

第16回

年賀状


 こんにちは、月野 すみれです。今日も「教育」について真剣に、熱意を持って語ります。現場の生の声に耳を傾けてみて下さい。

 あけましておめでとうございます。素敵なお正月は迎えられましたか?

 私は今年も家族と親戚とで江ノ島に3泊して、獅子舞を見たり、鎌倉のお寺を廻ったりと、のんびりしたお正月を過ごしました。

 今回は、私が今年もらった年賀状の中で、一番嬉しかった年賀状のことについて話そうと思います。

 今年、ある生徒からはじめて年賀状をもらいました。彼女は1年生の途中から、私のクラスに転入してきました。中学から不登校となり、部屋に引きこもってしまい、ほとんど家から外へ出ないという状況が続いています。

 生徒の中には、電話のベルでさえも怖く、学校からの手紙や担任からの呼び掛けがプレッシャーに感じてしまう子もいるので、生徒の両親とよく話し合い、本人の様子をみながら、担任としてどう接していけばいいのか考えなくてはいけません。

 彼女の場合は、電話や手紙での個人的なやりとりであれば、プレッシャーを感じることはないということが分かり、月に1〜2度は連絡をしていました。

 はじめは、声に覇気がなく、ほとんどあいづちをうつ位しか話をしてもらえなかったのですが、何度か連絡をしているうちに、声もしっかりしてきて、話もすこしずつできるようになってきました。 声ってあんなにも変わるものなのですね。トーンも張りも全然違って彼女の声を聞くのが楽しみになりました。

 2年生にあがるころ、彼女は自分から、「学校に登校してみる。」と言ってくれました。「授業を受けるのは無理だけれど、会って話をすることならできる。」って言ってくれたのです。はじめの1.2回は、当日になって「どうしても、具合が悪いので来られない。」という電話が入りました。私は、「学校に来よう。」と思ってくれた、その気持ちだけでも、充分に嬉しかったので、焦らず、ゆっくり待っていました。 2年生の9月頃、彼女が学校に来たのです。自作のマンガを手にして。その内容は、彼女と、私をはじめとする学校の教員が主人公の、冒険もののマンガでした。彼女の中で、少しずつ、学校の存在が大切になってきた証のようで、本当に嬉しかったです。


 それから、月に1度くらいは、学校に顔をみせてくれるようになりました。そして、3年の12月には、1時間だけでしたが、普通にクラスに入り、授業を受けることができたのです。

 今年の年賀状は、喜びに溢れていました。普通に授業に出れたということが、彼女の自信につながり、少しずつではあるようですが、近くに買い物に出かけたり、散歩をしたりと、外に足を向けることが多くなったということが書かれていました。


 今年、一番の嬉しいお知らせでした。

2001.01.09

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月野すみれ

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更新:2008.11.19
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