教育者様、覚悟せよ! -コハタジュンコ-

先生が考えナイと、生徒はもっと考えナイ。先生が楽しめナイと、生徒はもっと楽しめナイ。卒業してゆく子供たち、卒業できない教師たち。教育者様、あなたは卒業できました?

教育現場シリーズ

生徒の数だけ『合格への道』
by 葉月ひまわり
教師予備軍は見た。
by 下坂めがね
リアルふぁいと幼稚園
by 間瀬美雪
不登校とんでけ!
by 月野すみれ
教育者様、覚悟せよ!
by コハタジュンコ
教育現場の裏事情
by 秋月慎一

コハタジュンコ自己紹介
あなたもライターになれる
 

教育者様、覚悟せよ!

15 先生を信頼すること
14 生きる授業
13 逆転の発想を
12 いろんな人の意見を反映させる
11 「言葉」か「音」かPart.2
10 「言葉」か「音」かPart.1
9 4色の絵の具
8 井の中の蛙大海を知ろう。
7 好きな先生、嫌いな先生-2-
6 好きな先生、嫌いな先生
5 面白い授業を受けたい
4 褒めることを忘れていませんか?
3 はじけろ!自己紹介
2 授業が始まる!
1 せんせいのHR

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プレリリース

第7回

好きな先生、嫌いな先生-2-


〜教師と生徒の関係〜

◇なぜこんなにも子供たちを追いつめる大人が多いのか◇

最近はどうも、授業というよりもメンタルな部分に流れていますが、それというのも、やはり問題になるのが学校や教師と生徒たちとの人間関係というものが、教育の現場を考えれば考えるほど、調べれば調べるほど、意見を聞けば聞くほど浮き彫りにされていると実感したからです。とにかく教師と生徒の間の信頼関係のなんと薄いこと。もちろん生徒間の信頼も薄いですが、教師が原因で登校拒否になる子供は多い。

現在の日本の教育現場では一クラスの人数が多すぎて、全員の心の動きを読み取るのは難しいことです。授業を進め、教師自身が勉強をし、なおかつ部活動の指揮をとり、そのうえ40人の子供たちと一人一人深くつながろうとするのは至難の業。しかし、そうであればそうであるなりに、問題を深くするような人間として最低な言動は慎んでもらいたい。これはもう、教師と言うよりも、それ以前に人間としての問題ですが・・・。ただの人間が発する言葉と、教師と言う立場の人間の発する言葉は、同じ言葉であっても全く影響力が変わってくるわけです。学校に子供を預けている親の一番不安な所もそこでしょう。自分たちが学生だったことを思い出すと、あんな思いを子供たちにもさせるのか・・・と、憂うつな気持ちになる方もいると思います。両親が手塩にかけて育てた子供を預かるということは責任重大です。子供を預かるということは、そのまま親の気持ちや愛情も預かるということなのですから、学校は今以上に、子供たちと向かい合うということを、深くとらえなければならないと思います。

子供たちは大人の本質を見抜くことにすぐれています。どんなに表面を作りたてても子供はその裏側を常に読み取っています。それは、力で自分を守れない子供たちが、自分を守るために得た、本能のようなものでしょう。

以前、メールをいただいた方に同じことを書いたことがあったのですが。ある時、児童施設で働いていた経験をもつ私の友人が、現在の仕事・・・、「家庭教師」をはじめ出してすぐに、こんな事件がありました。

彼女がいつものように、その生徒の家に訪ねてゆくと、そこに担任の教師とクラスメートらしい少年二人の姿があったそうです。一緒に話を聞くことになり、最初はおとなしく聞いていた彼女は、とんでもない光景を目にすることになりました。「この二人が苛めはしていないといっていますので、これはおたくの息子さんの勘違いでしょう」という教師の言葉に対し、「そうでしょう、私もそう思っていました。きっと大げさに言っているんです。本当に申し訳ありません。」母親の隣では、彼女の生徒であるその少年が、もうぐすぐすといっている状態なんですね。彼が嘘をついていたのか、本当のところはわかりません。しかし、母親にまで信じてもらえなかった少年の思いを考えると、これは非常に悲しいことです。

実は私は、昔っからなぜか母親に「うそつき」と呼ばれていました。自分ではまったく嘘をついているつもりはないんです。これは、後々考えると、まあ、私の家にもいろいろな歴史と事件がありまして、母が精神的に不安定だったことからそのような結果にいたったのであるということは解りましたが、その当時はとても混乱しました。何をいっても「嘘」として片付けられてしまう。大好きで一番信頼できる人から信じてもらえないのは非常に辛いのです。そして、どんなに言っても解ってもらえないと、「じゃあもういい。ほんとに嘘つきになってやるから」・・・となってしまう。そんなに嘘つき嘘つき言うなら、ほんとに嘘をつかなきゃ「いわれ損」だ。なんてね。しかし、ふ、っとそこで思ったんですね。我ながらその歳でよくそんな結論を出せたモノだと思うのですが、「お母さんはまだお母さんになって7年。ということはまだ私と一緒の7歳なんだ。お母さんはまだお母さん年齢が子供なんだ」と。なので、私の場合はそこで吹っ切れましたが。でもやはりこれは、いまだに思い出すと「あんにゃろー、あの時信じてくれなかった!」と、悲しくなるとともにメラメラと(笑)恨み言がのど元まででかかりますが、言ったほうは覚えてないものなんですねこれが。ええ・・・。

話を戻しましょう。それでその時、彼女がどうしたかというと。こう母親と教師に言ったんです。

「お母さん、先生。そしてお友達も。苛めているつもりじゃない、傷ついているつもりじゃなくても、人にとってはそれがとても悲しかったり辛かったりするでしょう。「辛い、苛められている」と思った瞬間に、それがわざとにせよ、わざとでないにせよ、そこでいじめは成立するんです。それが苛めなんです。私はそういう問題を、これまでずっと見てきました。これは、先生とお母様がここで終わりにしてしまう問題ではありませんよ。あなた方の問題ではなく、これはこの子の抱える問題です。あなたがたがここで納得して終わらせても、この子が納得できなければ問題は終わらないんです。」

結局、彼女の計らいでもう一度最初から話し合いがなされ、ひとつひとつ、話しを丁寧に聞いていくと、最終的にそこに同席していた子供たちが苛めていたことを認めたということでした。彼らは少年からお金を引き出していたようで、それについても母親は自分の息子を責める毎日だったようです。それにしても、いじめた側の少年たちが改めていじめたことを認めたとき、教師も母親もどんな胸中だったでしょう。彼女はいじめていた少年たちがその後素直に謝ったのに対し、大人二人が謝りもせずにいたことに大変悲しくなったといっていました。はっきり言って、この時点でいじめた側の少年たちよりもこの二人の大人たちの方が主犯になってしまっているにもかかわらず、自分たちは全くもってそれに気づいていないのですからおめでたい。「お母さん、先生、どんな形にせよ、あなた方は今、ひどくこの子供を傷つけたのですよ。そういうときは人間、どうしなければいけませんか?」彼女が一言、柔らかく言葉を添えると、まずは母親が謝り、それから教師が。

教師は帰り際に、家庭教師に対し、「教育現場にいない方には、こういった問題は本当の意味ではわからないですよ」といわれたそうです。「そうかもしれません。教育現場のことは私にはわかりません。ですが、子供の気持ちはわかるし、追いつめられた人間の心理はわかります。私は人間ですから。そして、自分が過ちを犯したときには謝ります。それが、人間として、生活を共にする者たちの最低限のルールじゃないでしょうか?先生、先生達はそのルールを、日々の中で教えているんじゃないんですか?」「でも子供たちはね、嘘をたくさんつくんですよ。だから、どっちがほんとのことをいってるかなんてわからないんです。追及したって言わないんですから、ほんとのことなんて。」

はっきり言って子供たちは嘘をつきます。しかしそれは、自分を守るためである事が多いのです。ぶたれたり、心を傷つけられるのがいやで、これ以上つらくなりたくなくて、嘘をつく。大人の腕力や理屈には勝てませんから、その足りないものを嘘でカバーしようとする。だから大人は、「嘘をついたな!」と怒るのではなく、「どうして嘘をつく必要があったのか」を聞いてあげることが大切なのだと思います。

◇心が乏しい先生を見ると生徒は恥ずかしくなる◇

さて、もう一つ、この苛める苛められるの関係の、異形の話を。僕の友達というテーマの作文を一人一人が発表することになった時、クラスでもちょっとおとなしめのY君が「S君がだい嫌いです。いつも僕に遊ぼうといってくるけど苛められたことしかありません。僕はもう、S君と遊びたくはありません。もう僕に近づかないでください」と、突然言い出して、驚いたことがありました。

確かにS君はちょっと乱暴モノ。クラスの子もちょっと迷惑気味だったのですが。

するとその作文を言い終わらないうちに、いつもお山の大将だったS君が激しく泣きじゃくり始めました。なんと彼の作文には、「僕の大親友はY君です。僕はいつも周りの子を苛めてばかりで、泣かせたり怒らせたりしてしまいますが、でも、Y君はなんでも遠慮せずに話し合える、僕のたった一人の友達です。これからも仲良くしようと思います。」と書いてあったのです。

その時の教師はS君をこっぴどく怒ってましたね。「お前には友達がいないんだ、自業自得だ」とぴしゃりといって、それでおしまい。子供心に「そんな言い方あるかい!もっと奥深い問題だろうがよ」と憤慨しましたが、次の休み時間にY君がS君に謝り、S君もY君に謝って、問題は解決。嫌なことはしない、嫌だと思ったらハッキリ言う、言われたほうはなおす努力をする。二人で協定を結んでいました。こんな時小学生の子供にも劣るフトコロの狭さを持つ教師が、実際にいるのだと思うと情けないですな。

「あんたの一言で人生変わる子供だっているんだぞ!」

・・・無意識の言葉が歴史を動かすことだってあるこの世の中。コミュニケーションの手段の一つである「言葉」や「心」には、やっぱり最低限の心配りをしましょうよ、ね。

2001.10.14
コハタジュンコ

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更新:2008.11.19
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