教育者様、覚悟せよ! -コハタジュンコ-

先生が考えナイと、生徒はもっと考えナイ。先生が楽しめナイと、生徒はもっと楽しめナイ。卒業してゆく子供たち、卒業できない教師たち。教育者様、あなたは卒業できました?

教育現場シリーズ

生徒の数だけ『合格への道』
by 葉月ひまわり
教師予備軍は見た。
by 下坂めがね
リアルふぁいと幼稚園
by 間瀬美雪
不登校とんでけ!
by 月野すみれ
教育者様、覚悟せよ!
by コハタジュンコ
教育現場の裏事情
by 秋月慎一

コハタジュンコ自己紹介
あなたもライターになれる
 

教育者様、覚悟せよ!

15 先生を信頼すること
14 生きる授業
13 逆転の発想を
12 いろんな人の意見を反映させる
11 「言葉」か「音」かPart.2
10 「言葉」か「音」かPart.1
9 4色の絵の具
8 井の中の蛙大海を知ろう。
7 好きな先生、嫌いな先生-2-
6 好きな先生、嫌いな先生
5 面白い授業を受けたい
4 褒めることを忘れていませんか?
3 はじけろ!自己紹介
2 授業が始まる!
1 せんせいのHR

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プレリリース

第14回

生きる授業


〜脈動する授業〜

◇子供たちの意見を尊重するということ◇

子供たちの意見を尊重することと、子供たちの好き勝手にさせるのとは、全く意味が違うと思います。詰め込み的な教育が「これはちょっとまずいのではないか」と、もろもろの弊害とともに問題視されてから、ではなにが理想的な教育なのだろう、それは、生徒の自主性を促すのが最良のやり方なのではないだろうか。そんな意見が一般に囁かれるところとなりました。

人間のとらえ方はさまざまで、たとえばコップに水をくんで飲むといいのだという意見があるとすると、「そうか、水を手で飲むと指のすき間から水がこぼれてしまうし、口元や、洋服が汚れてしまうこともあるわけだ、コップで飲めば、なるほど無駄なく最後の一滴まで飲めて、何と要領が良いことだろう」ととらえる人もいれば「そうか、水を飲めば結果オーライなんだ、とにかく水を飲め」ととらえる人もいる。「コップさえ使えば中身が何だって構わない」ととらえる人もいるわけです。

そうなると、先人が出したアイディアというのは本質を語られないままに受け継がれていってしまう。すると以降は、将棋倒しのように違う方向へと一斉に駒が倒れていく。放任主義のつもりが放棄主義になってしまった。あるいは放置主義になってしまった。親にも教師にもおそらく少なくはない失敗です。

たとえば、これは読者の方がおっしゃっていたことなのですが、生活科の授業の時に今日は何がしたいか、と生徒の希望を聞く先生がいらっしゃる。子供は「散歩」「遊び」など思いつくままに口にする、その先生はそのまま、ただそれだけを実行してしまう。果たしてこれは授業であるのか?意味があるのか?自主性を尊重した教育と言えるのか。問題を提起してくださった読者の方は、それは自己満足ではないかと考えていらっしゃるわけです。これは私ももっともな話だと思います。子供の意見を尊重することをあまりにも重視しすぎて、その本質を見誤ってしまう。自由に、楽しく、と言えども、そこを勘違いしてしまうとなんとももったいない時間を過ごしてしまうことになるんですね。

◇どんなことでも授業にできる◇

散歩をするだけなら学校じゃなくてもできる。集団で移動する中で発見できることは少ないはずですし、「自由にどーぞ」といいながら、子供たちがそれぞれ勝手な行動を始めると厳しく規制をしてしまう先生が引率であれば、ますます「何をしに学校の外へ」ということになります。子供たちは放課後、あちこちへ冒険をしに行きますし、ただ歩くのであれば、仲のいい友人と少数で歩いたほうが有意義であることの方が多いでしょう。子供たちの「散歩をしたい」という気持ちを汲みたいというのであれば、そこから「教師と一緒でなければ味わえない散歩」を提供しなければならない。それが教師のお仕事ではないでしょうか。

「散歩」には理科も国語も音楽も算数も社会も、何もかもがぎっしり詰まっている。今授業でやらなければならないこと、課題となっていることを、どんどん結びつけてそこで体験させてしまう。教科書の中の図説を、目の前で本物を使って教えることができる。どうせなら、そこまでやってしまうのが「教師流の散歩授業」。教科書がなくても教えられる教師でなくては、生徒の自主性など伸びていきませんよね。

そうそう、こうしてコンピュータが普及した現在、ある小学校では、授業の一環として、タウン情報のような優秀なサイトをつくっている学校もあります。子供たちが大人顔負けに町を取材して歩き、その結果をHPに載せているのですが、これが非常によくできています。飲食店への取材は、グルメ雑誌も頭が下がるくらいの出来栄えで、その店の歴史から人気のメニューの作り方、店の建築、構成展開まで、分かりやすくまとめている。きちんとタウンマップをつくり、地域名をクリックすると、その場所で取材した記録が読めるといったものです。

町へ出る、社会と交わる、そしてその結果が不特定多数の人々の役にたつ。保護者も町の住人も、積極的に学校に関わっている。ただ外へ出るだけでは発見できない楽しくてびっくりするような発見。決して学校以外では得ることのできない何か。それを与えることができ、導くことができたらただの「散歩」も「授業」になる、と私は思うのです。

2001.12.18
コハタジュンコ

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更新:2008.11.19
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