おめでた

不倫のススメ

不倫といわれ騒がれて後ろ指差されてもその後結婚というゴールを踏めば一転して祝福されるこの理不尽。不倫とは一体何なの?悪いことなの?DNAに隠された不倫とセックスの真実を検証します。

幸田みらい

不倫のススメ

不倫のススメPart1
by 幸田みらい
不倫のススメPart2
by 水無 美月
不倫のススメPart3
by 今井美沙子
わたし愛人一年生
by 小森 絆
私は恋愛体質な女
by 柊 彩花
new3.gif (112 バイト)

幸田みらい自己紹介
マガジン発行履歴

48

不倫のススメ最終回

47

決心

46

未来予想不可図
45 新春三十路対談
44 結婚相談所
43 女の友情
42
41 裏バースデー
40 アノ日アノ時
39 表バースデー
38 年下をねらえ!
37 2000円
36 自慰
35 おめでた
34 不機嫌の正体
33 因果関係
32 無口な同志
31 ホントのトコロ
30 一品入魂
29 スガりもの
28 可愛い男
27 持病
26 探しモノ
25 処女的衝撃
24 イケない私
23 別れる理由
22 出会い系デビュー
21 いいひと
20 年賀状

別冊

チチの詫び状
19 みらいのお見合いレポート
18 目撃者
17 香りの記憶
16 不倫未満
15 タイムリミット
14 セックスの証明
13 携帯ロック
12 要らないモノ
11 わからなかった人
10 その後の「逆ナン」
09 あぁ無情
08 不倫用語の基礎知識
07 いつものこと
06 舌の味

05

指輪のシルシ

04

不倫顔

03

ひとつのお願い

02

逆ナン

01

恋のチカラ

00

3年計画」
 
第35回

おめでた


「『3人目』が出来たかも・・って言ったらどうする?」
と2人の子持ちのカレが電話越しにこう言った。

カレと会わなくなってどれくらい経っていただろう?
一番最近、カレと会った日がいつだったのか、携帯の受信メールの履歴を探ってみる。

「・・みらいとの時間は素直に楽しいと思えるよ・・またね。今日も会えてよかった。おやすみ。」

もう1ヶ月以上前だった。
そして、この日と今日の間にはカレの10日間の夏休みも存在していたというのに・・そんな夏休みも何もなく終わった。この間のメールの内容ときたら、カレの連日の激務・・母親のガン疑惑・・。

こんな状況になって尚更「応えられない」やら「続けられない」やらの言葉のオンパレード。そして、「しばらくそっとしてください」をきっかけに毎朝続けていた「おはメール」も途絶えていた。

「そっとする」ことが今のカレの一番望んでいる事とわかっていながらも、やはり声もメールもない、無形のカレに更に心配が募る毎日だった。

自分の送信メールの履歴を見てみる。

「大丈夫?」「生きてる?」「体調は回復した?」と正に病人にあてたような言葉ばかりだった。そして、カレからの返信はいつも「ありがと」であり、「会いたい」という四文字はどこにも見当たらなかった。
それどころか、「このまま会わない方がいい」とまできた。

フェイドアウトを望むカレ。

この1ヶ月ほどでカレ自身の「持病」も目に見えるほど悪化。全く会ってもいないというのに、この病気の進行具合は何なんだ?しかも、今までのソレとは違い、明らかに違う病の「根」が張り出したような気がして仕方なかった。

こんな文字だけの行き交いにシビれを切らし、みらいから電話をした。
「会いたいよ」そればかりがみらいの口から出る。

「顔は見たいけど・・もう2人じゃ会えないよ。・・そう決めた・・」とカレの言葉に、もう何度も「危機」を乗り越えてきたみらいが、今までと同じように「会いたい」攻撃を繰り返す。そして、こう付け足した。

「何かあったの?」
「・・何もないよ・・どうして?」

携帯のちょっと雑音交じりのカレの声の反応に、みらいは何も気づかなかった。予想もできなかった「何か」があることを。

「何もないよ」と平然と答えた自分に何かを思ったのか、カレは「事実」を言い出した。

「・・3人目が出来たかもって言ったらどうする?・・それでも会える?」

みらいの頭は真っ白になった。
そして、ここ最近のカレの持病の悪化のワケも、うなずけた。
それに、「できたかも」じゃなくて、「できた」ということも理解した。

一気に自分の内臓に重りが入ったような気がした。

「・・そうなんだ。・・おめでと・・」
祝う気なんてさらさらないのに、「自分」に無理に言わされていた。

「・・ありがと・・」とカレは小さい声でつぶやく。
カレもカレ自身に言わされていたのだろうか?

カレが奥さんを抱いている事くらい重々承知だった。特に望んだ結果ではないとカレは言う。「たまたま」だと。たまたま避妊しなかったということか。

なるほど、セックスしていることには変わりないんだから、避妊していたか、していなかったかの違いだけか。たかがゴム一枚。されどゴム一枚。

そう思うと、みらいの中では一気に沸き上がった「懐かしい気持ち」も、すっと居場所を探せたかのように静まった。

不思議と涙は出なかった。
元カレの「おめでた」報告を受けた時には、あんなに毎日泣き続けたのにね。

「・・もうこんな俺のこと忘れて・・ごめん・・」とカレが続く。

「何もないどころか、大きな事があったじゃない。よかったね・・」と言いながらも、やはり、私の気持ちはその居場所に窮屈なのか、苦しんでいるようだった。

夫婦関係を円満に続けていく中で、妻を抱いているカレなんて百も承知だった。・・ハズなのに、どうしてこう「事実」として突きつけられるとこうも弱いんだろう。どこかで、「私ひとりしか愛していないだろう」とバカげた事を思っていた自分にまたもや気づく。

あくまでも「無計画」と言うカレ。
ならば夫婦間のセックスで「避妊をしない時」ってどんな時なのだろうか。
「日本一の大家族」でも目指しているというのか?

「無計画な行為」の「思わぬ結果」に「ありがとう」と言うカレ。

一体カレに何のご褒美だったのだろう?

2003.09.04
幸田みらい

不倫のススメ|幸田みらい


 

たまごや

美容と健康と食

きれいになっちゃお

整体マニアックス2

こういう仕草は女らしい

ファミレス様、覚悟せよ!

高齢化社会

いきいき介護ライフ

老人ホームの裏事情3

国際化社会

ブルゴーニュ通信局

誰でもなれる国際人

小口輸入支援・販路ドットビズ

オトコとオンナ

誰にも言えない私の秘密

人妻からくり物語

出哀いサイトの福山くん

チョコレートカクテル

チャットレディー“すずね”

毎日のお役立ち

知って得する労働法

週刊マナー美人

常識ぽてち

女性のためのクルマ読本

週刊節税美人

お店で買うにはちと恥ずかしい


創刊:2002.04.04
訪問者数:
更新:2011.02.16
デジタルたまごやトップ