不倫のススメ

 

「逢いたい」という気持ちは、恋愛を楽しむためのスパイス。でもそれは、知らぬまに欲望へと変わっていく。幸福の後の虚無感、嫉妬、絶望感。そんな不倫時代の「女」の気持ちを赤裸々に語っていきます。

水無 美月

不倫のススメ

不倫のススメPart1
by 幸田みらい
不倫のススメPart2
by 水無 美月
不倫のススメPart3
by 今井美沙子
わたし愛人一年生
by 小森 絆
私は恋愛体質な女
by 柊 彩花
new3.gif (112 バイト)

水無美月自己紹介
マガジン発行履歴
あなたもライターになれる
 

最新コラム

9

不倫旅行

8 指輪
7 モテる男・モテる女
6 幸せの定義
5 社内恋愛の欠点
4 愛撫
3 スタンダード
2 不道徳な恋
1 プロローグ

第2回

不道徳な恋

不倫

異性との関係で道徳からはずれること
「〜の恋」 「〜を働く」
(類)非倫 不道義 不義

あの頃の私は、これからどう生きて行ったらいいのかわからないでいた。順調に走っていた電車に急に人が飛び込み、大きくダイヤが乱れてしまった・・・例えるならばそんな感じ。結婚まで秒読みだった彼との結婚が破談となり、私は繰り返される毎日をほとんど上の空で過ごしていた。道徳、人の道・・・多分、そんな事はどうでもよかったのかもしれない。

そんな私にどう接してよいのかわからずに、周りのみんなはどこかよそよそしかった。当たり前だろう。私だって、自分と同じ境遇の人が居れば、同じ事をしたに違いない。それが「思いやり」なのか、「触らぬ神にたたり無し」なのかわからないけれど。

そんな時に出会ったのがT君だった。彼はこの春に私の所蔵する部署に異動になったばかりだった。第一印象は  「お笑い芸人みたい」 典型的な大阪人のノリ、ボケと突っ込み、そしてお世辞にも格好いいとは言えない容姿。男性として意識する事はなかったけれど、でも彼と話をしていると、曇り空の私の心に随分と晴れ間が差してくるようだった。

一ヶ月が過ぎ、彼は同じ部署だけれどもちょっと離れた営業所に勤務する事になった。毎日顔をあわせるうちに、私達は仲の良い友達になっていたので残念に思っていた。そして移動になる前日、飲み会の席で私達は始めてお互いの連絡先を交換することになる。お酒が入っていたせいかもしれない。私はT君と他愛のない会話を交わした後に 「明日から寂しいな」 とつぶやいてみた。うつむき加減で発した言葉は、男心をきゅんとさせるらしい。私は、彼の目の色が変わったのを見逃さなかった。

そして彼と離れて仕事をするようになってからすぐに、デートのお誘いが来た。デートと言えるのかどうかわからないが、ドライブしながら美味しい物でも食べに行こうと言う事だった。T君が私に対して、女を意識し始めている事にはもう気がついている。なんだか楽しかった。きっと失恋の傷が癒えていなかったんだろう。自分の中の、可愛い小悪魔が動き始めていた。

T君は私の家まで迎えに来てくれた。助手席に乗り込む。始めて乗る車は、やっぱりちょっと緊張する。乗り込んで、リクライニングを調節する。「あっ!」とT君

「何?どうしたの?」
「あ・・・いや、ううん、いいや後で戻せば」
「??????どうして?」
「いや、彼女が、いつもと違うって前に言った事あるからさ」

・・・・・・・・・はぁ!?彼女ぉ〜〜〜〜!?

「彼女、いたの?」
「アレ?知らなかったっけ?俺、婚約中なんだよ」

青天の霹靂というのはこう言う事を言うのだろう。このキモチを、T君に悟ら
れないようにするのに精一杯だった。

もう車は走り出している。これが「不道徳な恋」への始まりだった。

2004.09.16
水無 美月


 

たまごや

美容と健康と食

きれいになっちゃお

整体マニアックス2

こういう仕草は女らしい

ファミレス様、覚悟せよ!

高齢化社会

いきいき介護ライフ

老人ホームの裏事情3

国際化社会

ブルゴーニュ通信局

誰でもなれる国際人

小口輸入支援・販路ドットビズ

オトコとオンナ

人妻からくり物語

出哀いサイトの福山くん

チョコレートカクテル

チャットレディー“すずね”

毎日のお役立ち

知って得する労働法

週刊マナー美人

常識ぽてち

女性のためのクルマ読本

週刊節税美人

お店で買うにはちと恥ずかしい


創刊:2004.08.14
訪問者数:
更新:2009.09.16
デジタルたまごやトップ