エッチの条件 -遠山千秋-

男の前で身も心も裸になる瞬間、すれ違う思いと言葉。嘘をついたのは身体なのか、心なのか・・。性にまつわる女の子の本音を赤裸々に綴ります。

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22 キレイの条件
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18 性の主役
17 充足の存在
16 神秘の入り口
15 その手の温もりの中に
14 一方通行の先
13 明日への条件
12 浮気の条件
11 「感謝」から「当然」までの距離
10 性から日常へ
09 月に一度は
08 正しい言葉
07 言葉が欲しい。
06 目交わいの条件
05 0.5の寂しさ
04 FIRST LOVEの条件
03 ハダカの条件
02 カラダの条件
01 KISSの条件

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プレリリース

第15回

その手の温もりの中に


全国レベル

寝ているときに抱きしめられるのが好きだ。

夢と現(うつつ)の狭間で、「ぎゅっ」ってされた瞬間
なんとも言えない安心感が沸いてくる。

相手も無意識なところが、またイイ。
打算も媚びもない純粋な行為が、時にこんなにも気持ちがいい。


しかし先日、本屋で何げに一冊の本をのぞいてみたら、
そこにこんなフレーズが書いてあった。

「寝ているとき、抱きしめてくる癖」
「他の男もそうなのだろうか?」

過去の他の人はしなかったので、同居人の特性かと思いきや、
ドラマにまでなった有名な本に描かれる程の
全国レベル(?)の癖だったとは・・・。

少し恥ずかしいような、肩すかしをくらったような、
変な気分のまま立ち止まる。

つまり、それって「愛の証」でも何でもないわけで。
でも、私は心のどこかで
「同居人はそこまで(無意識レベルまで)私のこと好きのかな」って
ちょっと思ってたところがあって。

それが、なんだかとっても恥ずかしい。



その手の温もりの中に


でも、少し考えたら、すごく納得がいく。

とある先輩の話によれば、

生物学的にも(特にほ乳類の)オスは、
庇護本能が高くって、一度自分の仲間だと認識した弱いモノ、
つまりメスや子どもを無意識にも守ろうとするらしい。

確かに、安心する。
抱きしめてくる その腕は、とても力強くて
何より、温かかいから。

無意識に抱きしめる

その行為は生物レベルの深さを持つ、男の情(?)の深さや
その性の証みたいなものかもしれない。

誰しもに平等に注がれる情のようなものが、人間にはあると思う。
女に母性があるように、男の人にも何かしらあるのだろう。

全ての弱きものを守る、その存在の証。

もしそうなんだとしたら、それはむしろ喜ぶべき事だ。
それって、とってもかっこいいことだとも思う。
私個人への愛情の証なんかより、よっぽど。


私は守られたまんま、今日も無事に眠りにつく。
今度抱きしめられたら、ありがとうと言ってみようかな。

誰にだろう・・・

「男」のあなたに?「女」の私に?
それとも、生んでくれた双方の両親に?

もしかしたら、対象は
「命」とか、「この世界」にとかになるのかもしれない。


2002.10.23
 

遠山千秋

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創刊:2002.06.14
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更新:2016.12.02
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