エッチの条件 -遠山千秋-

男の前で身も心も裸になる瞬間、すれ違う思いと言葉。嘘をついたのは身体なのか、心なのか・・。性にまつわる女の子の本音を赤裸々に綴ります。

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32 充足の蓄積
31 生の浄化
30 愛しさの根源
29 損得の果て
28 嫉妬の正体
27 身体の声
26 素晴らしき日々
25 痛みの行方
24 罪への階段
23 愛撫の条件
22 キレイの条件
21 評価の主体
20 内を守るもの
19 快楽の種類
18 性の主役
17 充足の存在
16 神秘の入り口
15 その手の温もりの中に
14 一方通行の先
13 明日への条件
12 浮気の条件
11 「感謝」から「当然」までの距離
10 性から日常へ
09 月に一度は
08 正しい言葉
07 言葉が欲しい。
06 目交わいの条件
05 0.5の寂しさ
04 FIRST LOVEの条件
03 ハダカの条件
02 カラダの条件
01 KISSの条件

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プレリリース

第18回

性の主役


ご無沙汰しておりました。
お待たせして本当にごめんなさい。


脱がされる快感


服を脱がされて、ベッドの中。
ゆっくりと肌の上を滑る手のひらが、心の薄皮も脱がしていく感じ。
どんどん高まっていく熱の波が、頭の中も侵食していく。

ナニも考えられなくなる瞬間が来る。
それはちょっとだけ怖い。
どこに行くんだろうって思う。
独りだけになってしまうような寂寥感。
沈んでいく感覚が、気持ち良くって焦る。
歯止めが利かない。
ブレーキの利かない自転車に乗っているような不安。

でも、その「大丈夫だよ」っていう一言で、
奥の方から何かがせり上がってくる。
光とか、熱に近いもの。
それがいろいろな壁を壊して、すべてを飲み込んでいく。

脱がされる、というか。
解き放たれる、というか。

自分が抱え込んでいた、たくさんの異物
自分を必死に守ろうと着込んでいた、いらない鎧

そんなものが全部吹き飛ぶ。
自分という枠さえ外れて、
誰でもない、「生」な私が出てくる。

外も内も全部繋がった、
そんなエネルギーだけの存在になる。


性の主役


ほどかれるのは、気持ちよくて怖い。
ほどかれた後は、やすらかだけど心許ない。

男の人は、きっと脱がせる快感を知っている。
それってなんだか「強い」と思う。
だから、性の主役は「男」だと思ってた。
でも、どうやら違うらしい。

先日、とても素敵な営業部長さんとお話しする機会があった。
彼は言う。
「営業の秘訣は、真っ先に全部“ひらく”こと」
出し惜しみしたら、次に会えるかもわからない、非情な世界。
情報も自分も、その瞬間に全部開いてこそ、次が見える。
「この世界はね、先に開いたものが勝つ。
そして、人間は先に開いた相手には、絶対勝てないんですよ」

性も同じかもしれない。
開いた方が勝ちなら、そして勝った方を「主役」とするなら、
性の主役は「女」だ。

そういう話を男の人にしたら、こう言われた。
「だから、古今東西通じて、男は女に勝てないんだよ」

「自分」を全部明け渡したものが勝つ、不思議な世界。

でも女だって、開いてくれる男がいなきゃ、
どうしようもないわけで。

それでも男の人が「性の主役は女」って思ってくれてたら、
女はすっごく開きがいがあるんだろうなって、思うのデス。


2002.12.28
 

遠山千秋

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更新:2016.12.02
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