エッチの条件 -遠山千秋-

男の前で身も心も裸になる瞬間、すれ違う思いと言葉。嘘をついたのは身体なのか、心なのか・・。性にまつわる女の子の本音を赤裸々に綴ります。

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35 薄皮一枚の先
34 永遠の契り
33 沈黙の絆
32 充足の蓄積
31 生の浄化
30 愛しさの根源
29 損得の果て
28 嫉妬の正体
27 身体の声
26 素晴らしき日々
25 痛みの行方
24 罪への階段
23 愛撫の条件
22 キレイの条件
21 評価の主体
20 内を守るもの
19 快楽の種類
18 性の主役
17 充足の存在
16 神秘の入り口
15 その手の温もりの中に
14 一方通行の先
13 明日への条件
12 浮気の条件
11 「感謝」から「当然」までの距離
10 性から日常へ
09 月に一度は
08 正しい言葉
07 言葉が欲しい。
06 目交わいの条件
05 0.5の寂しさ
04 FIRST LOVEの条件
03 ハダカの条件
02 カラダの条件
01 KISSの条件

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プレリリース

第33回

沈黙の絆


理想の関係  


こんな話がある。

とあるところに、男の人がいた。
その人は「家庭」をとても大切にしていて、夫婦で必ず
毎日「2時間」は話をすることに決めていた。

あるとき、男は単身赴任になり、半年間家族と離れていた。
そして待ちに待った半年後、喜び勇んで家に帰った男に、
妻は軽く笑ってこう言った。

「あら、もう帰ったの?半年間って早いわねぇ」

とても切なくて笑っちゃう話。でも、実話だ。

帰りを待ち望んでいた男と、夫の不在を何とも思わない妻。
毎日2時間話してても、二人は何も共有できていない。

夫婦や恋人関係を円満に保つ方法として、よくこんなことが
言われている。
「話し合いが大切」「まず、話さなきゃ」

一見、正論に見えるけど、何かすっきりしない。

ある人は、男女間の「理想の関係」をこう呼んだ。
「沈黙が心地いい関係」

断然こっちの方が理解できるのは何故だろう。


沈黙の絆


分かり合っていく過程というのは、言葉をなくしていく過程だ。
以心伝心とかツー・カーとか、口に出す必要も無く伝わる関係。

人は言う。
「それに安住していちゃダメだ」「口で言って欲しいこともある」
「分かってるつもりが分かっていなかった」etc.

「愛してる」を何百回言っても別れるカップルもいるのに、
そんな現実を無視して、言葉を強要する。

相手を理解する事と、言葉を理解することは全く別なのに、
どこで間違ったんだろう。

本当に仲の良い友人に、「俺たち友達だよな」って
わざわざ確認しない。

本当に気持ちいいセックスは、わざわざ「気持ちイイ」って
言わなくても伝わる。

なのにどうして「恋人」や「夫婦」関係ではそれが必要なのか。

「好きって言われたら嬉しいでしょ」って言う人もいる。
それはある。でも、「嬉しい」それだけだ。

セックスした後みたいな、体が離れてしまっても、
まだ繋がっているような、あの穏やかで、あたたかい空気。

満ち足りて、安心で、ありがたくて、心地いい。
言葉は無い。でも、確実にそれらを共有している感覚。

そこに居る、ただそれだけが確かで、絶対で、
自分の全てが受け入れられていて、また相手を受け入れている。

ふと目があって微笑む。
そして目をそらせても、相手が何を見ているのかわかるし、
相手にそれが伝わっている確信がある。

その繋がりは「話し合い」で得られるものじゃないって知っている。

分かり合うとか理解しあうとか、信頼しあうとか共有するって
きっと言葉以前のことなんだと思う。



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あまりにもメールのお返事が返せないので、
この場で、皆様からの質問などにお答えします
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Q:小説などは書かないのですか?

A:う〜ん・・・。
  読みたいという人が多ければ、書くと思います。

2003.05.13
 

遠山千秋

エッチの条件

 

 

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更新:2016.12.02
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