エッチの条件 -遠山千秋-

男の前で身も心も裸になる瞬間、すれ違う思いと言葉。嘘をついたのは身体なのか、心なのか・・。性にまつわる女の子の本音を赤裸々に綴ります。

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35 薄皮一枚の先
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33 沈黙の絆
32 充足の蓄積
31 生の浄化
30 愛しさの根源
29 損得の果て
28 嫉妬の正体
27 身体の声
26 素晴らしき日々
25 痛みの行方
24 罪への階段
23 愛撫の条件
22 キレイの条件
21 評価の主体
20 内を守るもの
19 快楽の種類
18 性の主役
17 充足の存在
16 神秘の入り口
15 その手の温もりの中に
14 一方通行の先
13 明日への条件
12 浮気の条件
11 「感謝」から「当然」までの距離
10 性から日常へ
09 月に一度は
08 正しい言葉
07 言葉が欲しい。
06 目交わいの条件
05 0.5の寂しさ
04 FIRST LOVEの条件
03 ハダカの条件
02 カラダの条件
01 KISSの条件

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プレリリース

第34回

永遠の契り


結婚の条件

ある日、父はこう言った。

「結婚は『家族』を幸せにするものじゃない。
結婚は『二人』を幸せにするだけ。
でも、離婚は双方の家族全員を不幸にする。
もちろん二人の子供までも、だ。
だから、結婚するならよく考えて結婚しなさい。」

私の兄は、俗に言う「放蕩息子」だった。
「出来ちゃった婚」、そして「離婚」を繰り返した。

そんな息子と関わってきたせいだろうか。
父の言葉に重みがあった。

そして私も、「結婚する」意義が理解できない娘になった。

しかし一方で、結婚を切実に望む親も存在する。
私の友人は、「良家との結婚こそ女の幸せ」という両親の
重い期待に押しつぶされてノイローゼになった。

反発するように、お酒を飲み、薬に頼り、男を侍らせ、
やがて、水商売の道を選んだ。

「二人」の勝手な結婚は、勝手な離婚を生み、家を不幸にする。
「家」が望む良家との縁談は、個人の意志を犠牲にする。

どちらも悲しいことだから、日本の非婚率は上昇する。


永遠の契り


恋愛することと、彼氏を作ること、結婚することと、セックスすること
これらは、いつからバラバラになったんだろう。

昔は一致していたという。今は違って当然という。
それは性の規範が乱れたせいだと、ある人はいう。
それは性が解放されたからだと、ある人はいう。

イイとかワルイとかは、無意味だから言わない。

ただ、おもしろいことに、今「燃えるような恋愛している人」も、
「彼氏彼女をゲットしようってすっごく頑張っている人」も、
「結婚を夢見る人」も、めっきり見かけなくなった。

代わりに「恋愛って何だろう」「付き合うって何」そんな声が
聞こえるようになった。

また、セックスに関して言えば、それだけが繋がりの証みたいに
なっていたり、結婚しててもセックスレスなんてことにもなっている。

どれも、なんかおかしい。

私たちの人生は、自分の心と身体以外に、社会(制度や規範)
というものが深く関わってきている。

そのどれかがズレてきているんだろうなって思う。
だから、みんなこんなに混沌としているんだ。

本当に欲しいものは、以外とシンプルなはず。

心も身体も繋がれる人、そんな相手がいるということ
不安も心配もなく、その人とともに歩んでいけること
そして、その人との関係を、みんなが祝福してくれること

それが満たされていれば、「彼」とか「夫」とかいう身分や、
「恋愛」や「結婚」も、本当は必要ないのかもしれない。


2003.05.21
 

遠山千秋

エッチの条件

 

 

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更新:2016.12.02
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