エッチの条件 -遠山千秋-

男の前で身も心も裸になる瞬間、すれ違う思いと言葉。嘘をついたのは身体なのか、心なのか・・。性にまつわる女の子の本音を赤裸々に綴ります。

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31 生の浄化
30 愛しさの根源
29 損得の果て
28 嫉妬の正体
27 身体の声
26 素晴らしき日々
25 痛みの行方
24 罪への階段
23 愛撫の条件
22 キレイの条件
21 評価の主体
20 内を守るもの
19 快楽の種類
18 性の主役
17 充足の存在
16 神秘の入り口
15 その手の温もりの中に
14 一方通行の先
13 明日への条件
12 浮気の条件
11 「感謝」から「当然」までの距離
10 性から日常へ
09 月に一度は
08 正しい言葉
07 言葉が欲しい。
06 目交わいの条件
05 0.5の寂しさ
04 FIRST LOVEの条件
03 ハダカの条件
02 カラダの条件
01 KISSの条件

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プレリリース

第44回

感度の問題


その昔、私の先輩はこんなことを言った。
「女は、触れられなくてもイクことができるのよ」

何も知らなかった当時、それは「妄想」のなせる
ワザではないかと疑っていた。
そんな人が特殊なんだと、冗談半分に聞いていた。

今は、そういう次元に達せたわけではないけれど、
そういことも「ある」のだとはわかる。

触覚を超えて、女は男をカンジルことができる。
男の眼差しと言葉と、+αでイクことは不思議じゃない。

その域に達するのは女の感度も必要だけど。


◇◇◇◇◇


初めての相手のとき、私は相手にどう見られてるかだけしか
考えてなかった。持てる「性の知識」を総動員して、
「セックスってこんなカンジ」っていうのを一生懸命、
体現しようとしてた。

気持ちいいはずだと、思いこもうとしてた。
もちろん、初めて知った人肌は、気持ちよかったし、
「ヤってる」(処女じゃない)という事実も心地良かった。

でもそれだけ。

それはセックスの気持ちよさじゃなかった。
優越感と、思い込みと、器官としての快感のみで、
私はどこまでヤっても満たされなかった。


次の相手、私は自分を押し付けることで精一杯だった。
自分のしたいことをして、相手のしたいことをして、
双方、一方通行同士だった。

いろんなトコでセックスした。
かなり人目のあるヤバイ場所でも恥ずかしいトコでもした。
お互い、むき出しになるのが、いいことで自然だと、
どんどんエスカレートしていった。

ビデオで撮ったり、遊び半分で縛ったり・・

それはそれで、気持ちよかった。
でも、私はイクという感覚を知ることはなかった。
どこか、頭の先っぽだけで、盛り上がるような
そんなセックスだった。

発散。
自分の「我」をぶつけ合う、そんなヤリトリしかなかった。


今、思い出してみればセックスの仕方は如実にその人との
関係性そのものを現していたように思う。

「セックスは日常の人間関係の縮図だ」と言った人がいる。
人間関係だけ上手くいってて、セックスだけダメなんて
ありえないし、逆もそう。

人と関係を結ぶのに一番大事なのは、「心のアンテナ」。
場の空気を読んだり、相手の考えてることを察知して、
それに応じて対応することが、良好な関係を形作る。

人間関係は、心の感度が命。
セックスも、器官の出し入れじゃなくって、心の交歓が命。

女を磨くということは、心の感度を磨くということ。
それがセックスの充足に繋がらないわけがない。

そんなことを改めて思います。

2004.04.13
 

遠山千秋

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更新:2016.12.02
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