エッチの条件 -遠山千秋-

男の前で身も心も裸になる瞬間、すれ違う思いと言葉。嘘をついたのは身体なのか、心なのか・・。性にまつわる女の子の本音を赤裸々に綴ります。

遠山千秋ご案内

はっぱ

遠山千秋自己紹介

はっぱ

発行履歴

新着エッセイ

エッチの条件2へ
51 ヨイノクチ。
50 伝わる想い
49 ぎりぎりのライン
48 静なる性
47 甘えの構造
46 近くて遠い距離
45 簡単嗜好
44 感度の問題
43 壁を越えた向こう側
42 遠距離の秘訣
41 暗い夜の足音
40 イイ男の条件
39 別れの理由
38 喪失の代償
37 おんなの証
36 透明なキモチ
35 薄皮一枚の先
34 永遠の契り
33 沈黙の絆
32 充足の蓄積
31 生の浄化
30 愛しさの根源
29 損得の果て
28 嫉妬の正体
27 身体の声
26 素晴らしき日々
25 痛みの行方
24 罪への階段
23 愛撫の条件
22 キレイの条件
21 評価の主体
20 内を守るもの
19 快楽の種類
18 性の主役
17 充足の存在
16 神秘の入り口
15 その手の温もりの中に
14 一方通行の先
13 明日への条件
12 浮気の条件
11 「感謝」から「当然」までの距離
10 性から日常へ
09 月に一度は
08 正しい言葉
07 言葉が欲しい。
06 目交わいの条件
05 0.5の寂しさ
04 FIRST LOVEの条件
03 ハダカの条件
02 カラダの条件
01 KISSの条件

00

プレリリース

第46回

近くて遠い距離


遠距離を終えて、また一つ屋根の下で暮らすことになりました。
会えなかった期間なんて、まるでなかったみたいに、毎日会って毎日コミュニケートして。

それって、本当にありがたいことだなぁって思う。
相手にも思うし、なんかそういう環境にいたるまでの全てに対して。

でも、もちろん毎日会えるわけでもなくって、会えない日も当然ある。
おもしろいって思うのは、同じ「一週間ぶりのエッチ」でも、遠距離のときと感じが違うこと。

遠距離のときは、一ヶ月ぶりに会っても、何も変わらない。
むしろ、穏やかな性を営むことができていた。

会えなかった時間など、なかったかのように、近づくにつれて呼吸を合わせて来たかのように、そのままぴったりと重なり合うことができた。

ところが、今はなんか、身体が相手を確かめるような反応をする。

何が違うのかと言えば、当たり前なんだけど、「心のあり方」が一番違うのだと思う。

遠距離のように会えないとわかっていれば、心はその時まで待っている。ちゃんと準備ができているから、身体は開きやすい。

でも、いつも会えそうな距離で会えないというのは、心の距離がとりにくい。結果、身体も中途半端になってしまう。

なんか、そんな感じがした。


◇◇

先日、彼が徹夜続きでなかなか会えなかった。
やっと会えた夜は、私の身体はとてもはしゃいでいた。

また、彼もとても焦っていた。
会えそうで会えなかった距離は、きっと男の人にも影響がある。

二人とも、あるべきものがなかった感じ。
だからそれを取り戻そうとしてた。

でも、それじゃやっぱりちょっとかみ合わなくって、だから、私たちはゆっくりと長く、そしてたくさんキスをすることで、ゆっくり呼吸を合わせていった。

キス一つで、やっと一歩お互いに近づく感じ。
余計なものが取れて、近く深く、繋がっていくのがわかる。

キスの回数が増え、長く深くなることで、頭の中が、身体の内側から、熱が灯ってじんわりじんわり融けてゆく。

彼の手が、そっと身体にまわされてそこから、彼の思いが溶け出して伝わってくるのがわかる。

私たちは、まだお互い不器用で、こんな風にしか重なることができないけれど、

これからきっと、もっと時間を重ねることで、息が合うようになっていくんだろうと思う。

改めて、性とは波長を合わせて重なっていくもので、自分を出し合うものじゃぁないんだなって思いました。


2004.06.18
 

遠山千秋

エッチの条件

 

 

たまごや

知って得する労働法

週刊マナー美人

常識ぽてち

女性のためのクルマ読本

週刊節税美人

小口輸入支援・販路ドットビズ

お店で買うにはちと恥ずかしい


創刊:2002.06.14
訪問者数:
更新:2016.12.02
デジタルたまごやトップ