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第43回
■■デジタルカメラのアソビカタ
恋人同士で旅行へ行ったり、常に相手の写真を持っていたいと思ったり・・・そんなときに使うのは、言うまでもなく、カメラ。
普通のカメラっていうのは撮った映像をその場で確認することはできないし、失敗したと思っても消去とか簡単に出来ません。それよりもなによりも・・・ハズカシイ写真を気軽に撮れません。店員さんのチェックがあるしね〜。あと詳しくはわからないんだけど、局部などを写すと法にふれる(?)か何かで、とにかくそういった写真は撮れないわけです。
ところがデジタルカメラの登場で・・・気軽に今撮った写真を確認したり、失敗したと思ったら消去もできるんですよね。
それよりもなによりも・・・“何でも”撮れてしまうということがポイント。
皆さんは・・・ヌードを撮ったことがありますか?たわむれに・・・異性とのたわむれの行為の途中に・・・シャッターを押したことがありますか?
デジタルカメラのエロティックな使い方・・・いちばんの楽しい遊び方は、ソウイウコトなんじゃないかなと思うのです。
熱い気分でシャッターを押す・・・熱いシーンが画面に再生される・・・。完全なる自己満足の世界。でも、いいじゃないですか。PCの中のアルバムに、そっとしまっておきましょう。
・・・こんなことをしているということを、たわむれにネット友達に話した。どうしてもそんな写真を見たいとその人は言った。昔の恋人と撮ったバストアップのヌード写真を、ICQでその人に送った。その人は、ただ「いいね」と言った。熱い一枚の美しさが親しい友人に伝わった。でもそれ以上もそれ以下もない。
一夜限りと約束をして私を抱いた男の残したコンドームをデジタルカメラにおさめたこともある。私はその男に対して本気だったから・・・だから、というわけでもないのだけれどそのコンドームを捨てることができなかった。そのコンドームをずっとしまっていた。やがて黄ばんできて粉状になった。それでもまだ捨てられなかった。結局そのコンドームは1年以上もそのままだった。しかし、私のPCの中のアルバムにはそのときの生々しいまでの一夜だけの恋の証が眠っている。半永久的に。
2001.09.30 |
◆村上佳奈美 |
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