夫婦の会話

人妻からくり物語
Part3

主婦の日常は平凡のようではあるけれど、山あり谷あり非凡な結婚生活。妻として母としての自分と、一人の女としての自分に挟まれながらも人生は大いに楽しみたい。普通の主婦が語るあなたの知らない「からくり物語」

山口ひとみ

人妻からくり物語

人妻からくり物語Part1
by らら美里
人妻からくり物語Part2
by みさき美桜
人妻からくり物語Part3
by 山口ひとみ
多重債務からの脱出Part2
by 山口ひとみ

山口ひとみ自己紹介

32 元カノ
31 高校受験とその後(後編)
30 高校受験とその後(前編)
29 単独外泊−彼−
28 単独外泊−友達−
27 輝ける場所
26 「縁」がもたらすもの
25 5周年−危機−その2
24 5周年−危機−その1
23 出戻りこぶ付き娘
22 5周年−逢瀬−その2
21 5周年−逢瀬−その1
20 5周年−恩−
19 夫婦性活2/2
18 夫婦性活1/2
17 浮気発覚2/2
16 浮気発覚1/2
15 理想の関係
14 素敵な関係
13 初めてのメル友2/2
12 初めてのメル友1/2

11

今年のV.D.計画?!

10

出会いと運命

9

12年ぶりの再会

8

縁 再び

7

想い出のクリスマス

6

なれそめ

5

引っ越しの理由

4

深夜の電話

3

夫婦の会話

2

モーニング・コール

1

ごあいさつ

 
第3回

夫婦の会話

午後8:30、日勤だった夫を勤務先まで迎えに行って、買物もして帰ってから、 私から切り出した。
「今日、会社でノロケちゃったの」
「・・・」
「会社で、『職場の教養』っていうのを朝礼で順番に輪読してるんだけどね、奥さんが旦那さんに言われて一番嬉しい言葉は、『ありがとう』なんだって。旦那さんは『お疲れさま』なんだって。パパは、そう?」
「ううん」
「でね、私がリーダーで感想を言うんだけど、私は違うこと言ったんだけどね」と言いながら、なぜか恥ずかしくて自分が言った言葉は言えなかった。

子供達は先に夕食を済ませていたので、本当は、後片づけをしなくてはいけないのだけど、私も仕事をして帰ってすぐ、中学2年生の息子から洋服を買いたいと言われてつき合って、買物、夕食、お迎えと疲れてしまい夫がお風呂に入っても子供達と一緒にTVを見ていた。

夫はいつものように手際よく自分の晩酌の準備を始めて、私は肴のリクエストがあった時に立ち上がる、といった感じ。
そして、夜も更けて子供達が寝た跡、夫婦の時間となった。

夫は普段は夜勤なので、朝10:30頃帰宅する。
洗濯、PCなどひととおり済ませてから晩酌ならぬ昼酌をしながら昼ドラを見ているらしい。そして、午後2時頃昼食を取り、睡眠となる。
6時頃起きて、その頃帰った私が夜食用のお弁当を作り、勤務先まで送って行くのが通常のパターンだ。

なので、日勤の時は録画を見ることが多い。その日は『海猿』(地方なので、放映時間が異なります)を見ていて、離婚した下川役の時任三郎と里江子役の奥貫薫が娘の唯の事で話し合ってるシーンがあった。里江子は下川に、再婚するので、今度動物園に行くのを最後に唯とは会わないで欲しいと言っていた。下川は唯の気持ちも汲んで欲しいとの事だった。

そのことについて、夫に「どう思う?」と聞いてみた。
夫は、「娘の気持ちは汲むべきだと思うよ。その時は辛いかもしれないけど、あとの事を考えればその方がいいと思う。」
「それって、娘に母親か父親か決めるってこと?親権は母親にあるから再婚しながら父親に会うってことじゃないの?」
それじゃ、新しい父親に失礼でしょ。」

そーかー、彼と同じだ。彼も私が連れ子である息子を、息子の父親に会わせようかと思った事 を伝えた時、猛烈に批判したものだ。
でも、私は会わせてもいいんじゃないかと思っているのだ。
私は普通の感覚ではないのだろうか…。横になりながらそんなことを思う。

夫はベッドに横になった私の身体をまさぐり始めた。
ねぇ、パパは私の身体、飽きない?」「飽きないよ、飽きて欲しいの?」
「ううん、だって、普通飽きるみたいだから」「愛情の問題じゃないの」
「なんか、最近身体が馴染んできた感じがするの。だって、最初はマグロだったもんね。やっぱ、変化したり、工夫していくものなんだね。」「うん」
ここで、買ってきた刺身の盛りつけを頼まれる。

「本当は、お酌もして欲しいんだよね」「うん」
「言っても無駄だから諦めたの?」「うん」「会社にバツイチで子供が2人いる40代の人がいるのね。その人、とっても可愛らしい人なの。家事も辛くても自分でこなすんだって。そういう人が理想なんでしょ。私も家事をきちんとこなせばずっといたいと思ってくれるんだよね。」
「半分できてればいいんだよ。一緒にいるって、好きなだけじゃなくて、感じるものがあるんだと思う。」
「一緒にいて安心するとか、居やすいとか?」「うん」
そして私の身体を持ち上げようとした。が、この巨体はそう簡単に持ち上げられない。私は腰を少し浮かせて身体を引きずらせて再びベッドへ。

コトが終わって仰向けになった夫に、私は自分の身体をかぶせる。
「あのね、会社で、夫に大好きだよって言われたら嬉しい、って言っちゃったの。」夫は自分の唇を私の唇にそっと重ね合わせた。

2005.10.23

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山口ひとみ


人妻からくり物語3|山口ひとみ


 

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創刊:2005.09.24
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更新:2013.06.06
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