5周年−危機−その1

人妻からくり物語
Part3

主婦の日常は平凡のようではあるけれど、山あり谷あり非凡な結婚生活。妻として母としての自分と、一人の女としての自分に挟まれながらも人生は大いに楽しみたい。普通の主婦が語るあなたの知らない「からくり物語」

山口ひとみ

人妻からくり物語

人妻からくり物語Part1
by らら美里
人妻からくり物語Part2
by みさき美桜
人妻からくり物語Part3
by 山口ひとみ
多重債務からの脱出Part2
by 山口ひとみ

山口ひとみ自己紹介

32 元カノ
31 高校受験とその後(後編)
30 高校受験とその後(前編)
29 単独外泊−彼−
28 単独外泊−友達−
27 輝ける場所
26 「縁」がもたらすもの
25 5周年−危機−その2
24 5周年−危機−その1
23 出戻りこぶ付き娘
22 5周年−逢瀬−その2
21 5周年−逢瀬−その1
20 5周年−恩−
19 夫婦性活2/2
18 夫婦性活1/2
17 浮気発覚2/2
16 浮気発覚1/2
15 理想の関係
14 素敵な関係
13 初めてのメル友2/2
12 初めてのメル友1/2

11

今年のV.D.計画?!

10

出会いと運命

9

12年ぶりの再会

8

縁 再び

7

想い出のクリスマス

6

なれそめ

5

引っ越しの理由

4

深夜の電話

3

夫婦の会話

2

モーニング・コール

1

ごあいさつ

 
第24回

5周年−危機−その1

カイ(彼)と知り合って5年。メールと電話しか出来ない中で、言葉の間違いや、思い違いでぎくしゃくすることもある。その時は謝ったり訂正してその場で収まるけど考えが違う時は行き場がなくなる。そんな時の事。

一昨年の夏にカイに初めて会って(第21回)から3ヶ月経った頃かな。カイに会った次の日にはかっちゃん(元夫)とも会ったの(第9回)かっちゃんは離婚してから何処で何をしているのかも判らなかったし、息子(かっちゃんと私の子供)が赤ちゃんの時だったから、会うにしても息子が大人になって会いたくなったら探せばいいや、ぐらいにのんびり構えていたんだけどね。頑張ってるかっちゃんを見て、二人で息子の話をしていたら会わせてあげたくなったの。その事をカイに話したら、カイの逆鱗に触れてしまったわけ。

「僕は反対だね。旦那さん(現在の私の夫)に失礼だと思わないの?もし、その事が知れて息子さんと築いてきたものが壊れでもしたらどうするの?」更に、「仮に息子さんが自分の父親(かっちゃん)に会ったとして、13歳とはいえまだ子供だよ。今の生活と比べて自分の父親の暮らしの方が良いと思ったらどうする?」と。

息子には息子が小学1年生になる時に父親が違う事を言っちゃったんだよね。義母が入学祝いにランドセルを購入してくれたのがきっかけ。義母にとっては私の連れ子である息子は他人なのに、娘達同様孫の一人として可愛がってくれている。優しい人達に囲まれて私と息子は幸せだ。だからこそ、息子には特別に義母に対して感謝して貰いたかった。その時は息子の気持ちなんて全く考えてなかったんだよね。今更ながら残酷な事をしてしまったと思う。

息子はその後も夫とお風呂に入ったり一緒にゲームで遊んだりしていたけど、遠慮していた所もあったのかな、100%甘えられなかったんじゃないかな、それは私がそうさせてしまったんだ。そんな負い目もあって、こうしてかっちゃんと会うきっかけをつくれる今なら、息子がかっちゃんに子供として対応出来る、甘えられるかも、と思ったりもしたの。

私が私なりに思う事をカイに言っても、私の「エゴ」とみなされてしまうだけ。カイは言う。「どうして今なの?たまたま前の旦那さん(かっちゃん)に会ったから思いついただけでしょう?息子さんが中学生になったら会わせよう、って考えていたならまだ判るけど、大人になってからでもいいって思ってたんでしょう?だったら止めなよ。旦那さん(現在の私の夫)が会わせた事を知ってしまったらどんな気持ちになるか想像出来ない?何もなければ「ゼロ」だけど、気持ちが萎えたなら「マイナス」だよ。「マイナス」になるかもしれない危険を冒してまで会わせる必要があるの?」と。そして、

「僕は所詮他人だからね、ひとみが会わせたければ勝手にすればいいよ。でも、そういう無神経な人とは付き合いたくないね」とまで言われてしまった。私が「そしたらもう電話で話すことも出来ないの?」と聞くと、「そうだね、意味ないもの。僕だってひとみにだから間違ったことをして欲しくなくて言うんだよ。こんなに一生懸命言っても判って貰えなくて悲しいよ。もう一度よく考えてみて」カイはそう言って電話は切れた。せっかくの朝のひとときが台無しだ。

私のしたいことは間違ってる…?私がかっちゃんと息子を会わせたいのが私の「エゴ」なら、私がカイとずっと繋がっていたいのも私の「エゴ」だ。そして、どちらも夫にとっては腹立たしい事だろう。

夫の事も大好き。ずっと仲良く暮らしていきたい。夫とはなんとかやっていける。今まで培ってきたものもある。だけど、全く不安がないわけじゃない。新聞配達中に、カイと関係を終わりにしなさい、っていう暗示かな〜なんて思ったりした。それで午前中は会社で仕事をしながら、カイと電話も出来なくなったら…と考えてしまった。そんなの…考えられない!そんな事になったらと思うと気持ちがどんどん沈んでいってしまった。これじゃあ仕事にならないよ。

いてもたってもいられなくなって、昼休みに公衆電話に駆け込んじゃった。「どうしたの?どうするか決めた?」「うん、どっちも私のエゴなの。だけど、息子は父親(かっちゃん)といつでも会えるんだよね。私はカイと話も出来なくなるなんて耐えられない。仕事も手につかなくなるし。だから会わせようと思ったの止める。私にはカイの方が大切だもの」感情が一気に吹き出した。

「もう、私のこと嫌になっちゃった?話したくないと思ってる?」急に不安に駆られてカイに聞いてみた。「ううん、僕は何も変わってないよ。こうして話をしてるでしょ。判って貰えればそれでいいんだから。何も変わらないから安心して」とカイは言ってくれて、午後は気持ち良く仕事が出来たのでした。

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山口ひとみ


人妻からくり物語3|山口ひとみ


 

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創刊:2005.09.24
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更新:2013.06.06
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