単独外泊−彼−

人妻からくり物語
Part3

主婦の日常は平凡のようではあるけれど、山あり谷あり非凡な結婚生活。妻として母としての自分と、一人の女としての自分に挟まれながらも人生は大いに楽しみたい。普通の主婦が語るあなたの知らない「からくり物語」

山口ひとみ

人妻からくり物語

人妻からくり物語Part1
by らら美里
人妻からくり物語Part2
by みさき美桜
人妻からくり物語Part3
by 山口ひとみ
多重債務からの脱出Part2
by 山口ひとみ

山口ひとみ自己紹介

32 元カノ
31 高校受験とその後(後編)
30 高校受験とその後(前編)
29 単独外泊−彼−
28 単独外泊−友達−
27 輝ける場所
26 「縁」がもたらすもの
25 5周年−危機−その2
24 5周年−危機−その1
23 出戻りこぶ付き娘
22 5周年−逢瀬−その2
21 5周年−逢瀬−その1
20 5周年−恩−
19 夫婦性活2/2
18 夫婦性活1/2
17 浮気発覚2/2
16 浮気発覚1/2
15 理想の関係
14 素敵な関係
13 初めてのメル友2/2
12 初めてのメル友1/2

11

今年のV.D.計画?!

10

出会いと運命

9

12年ぶりの再会

8

縁 再び

7

想い出のクリスマス

6

なれそめ

5

引っ越しの理由

4

深夜の電話

3

夫婦の会話

2

モーニング・コール

1

ごあいさつ

 
第29回

単独 外泊−彼−

ベッドに横たわりながら、ふと時計を目にすると午前3時7分だった。カイ(彼)と一緒に居られるのもあと1時間か…、そう思った時、「ドライブしたい!」と思わず言葉を発していた。自分でも不用意だったのでちょっと驚いた。そのちょっと前までは汗だくになりながらカイとの情事に余念が無かったし、カイとの一夜をベッドで過ごそうと思っていたから。

私が住んでいる東北だったら紅葉真っ盛りのこの季節、ひんやりとしている空気も関東ではほのかに暖かい。「近くを走るだけになるけど」といいながらカイは首都高を飛ばしてくれた。体育の日の祭日だからか「おっ、今日はガラガラだ」と嬉しそう。普段はトラックやタクシーで夜中でも結構混んでいるらしい。

「ラッキーだね」そういいながらカイと並んで座っている事に不思議な感覚を覚えていた。いつも声を聞くことしか出来ないカイが目の前にいる。今夜だって都内を走っているカイと600キロ以上離れた部屋で電話していたかもしれないのに。そう思うとこの時間がとても儚いものに思われた。この瞬間を楽しく過ごしたい。ずっと記憶に残し続けたい。もうテンションはあがりっぱなし。ずっとお喋りし続けて2人で笑い転げてた。

首都高環状線に入って少しすると、左前方に東京タワーが見えてきた。赤と白の照明が映えてとっても綺麗。高い位置から間近で見ることが出来て感動しちゃった。周りには高層ビルが連なっていて、それらのビルの上で赤く点灯しているものがある。飛行機の為(ぶつからないように)らしいけど、ほとんどのビルが点灯していて数も半端じゃないから凄く綺麗なのだ。「すごーい、綺麗!」を連発し、夜景を満喫出来たドライブだった。

別れ際にカイが「こういうのもいいな。これからも1年に1度は逢いたいね」と言った時、私は心の中で「やった!」と叫んだ。不倫というと「お忍びのセックス」って感じで行動がワンパターンのイメージがある。私はカイとは色々なシチュエーションを作りながら情事を楽しんでいきたい。年に1度の逢瀬だからハッスルしちゃうのかもしれない。

再婚して12年、自分の為に自分一人での外泊なんてしたことなかった。カイと知り合わなかったら、夫以外の男性と肌を重ねることなんてなかったと思う。夫も大好き。夫とも恋人関係を保っていきたい。一時そんな欲張りな自分に嫌悪を抱いて「私はずるいの」とカイに言ったことがあった。

そしたらカイは「その『ずるさ』も認めなくちゃいけないよ。その『ずるい』所も含めて付き合っているんだから」と言ってくれた。そのおかげで今でも自分の気持ちに正直に『ずるく』生きている次第。今年もまた、どのようにしてカイと逢おうかと思いを巡らしながら。

2007.02.15
 
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山口ひとみ


人妻からくり物語3|山口ひとみ


 

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更新:2013.06.06
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