主婦のメルトモ事情 -月野ルナ-

「メル友」ができて、いろんな意味で人生が変わったなんて事があると思う。みんな内緒にしているけれど、大きい声ではいえないけれど、実際は結構激しいかも。そんな大人のメル友物語をお届けします。

主婦のメルトモ事情

はっぱ

主婦のメルトモ事情Part1
by 月野ルナ

はっぱ

主婦のメルトモ事情Part2
by 佐原天希

はっぱ

主婦のメルトモ事情Part3
by 桜木愛依

月野ルナ

発行部数

あなたもライターになれる

39 最終回
38 お子チャマ
37 淡い思い出
36 こだわりの着メロ
35 年上の女
34 ダンナ探し
33 お礼H
32 若い男
31 初投稿
30 体の相性
29 惚れた方が負け
28 彼のメル友
27 ヨイショ
26 プチ浮気(その2)
25 プチ浮気(その1)
24 元カレ・元カノ
23 据膳食わねば・・・
22 着メロ
21 無口
20 Wメル友旅行
19 癒し
18 キッカケ
17 初めての書き込み
16 恐怖の写メール
15 K子その後
14 ヤリ友(その2)
13 ヤリ友(その1)
12 言葉の怖さ
11
10 ストーカーくんその3
09 ストーカーくんその2
08 ストーカーくんその1
07 猪突猛進
06 キャッチボール
05 年の差メル友
04 完全燃焼
03 Y子のケース(2)
02 Y子のケース(1)
01 擬似恋愛状態
00 プロローグ

第14回

ヤリ友(その2)


K子がホテルに入って最初に思ったことは「うわ!ホテルの独特の匂いがする!」だったそうだ・・。なるほど、あの密室、あの暗さ、あの湿気とでも言うのか、確かに独特の匂いがしたような気がするなぁ。(私ももう何年も匂ってないな〜)

部屋に入ってどうしていいのか分からないK子は、あちこち眺めて感想を述べていたらしい。なぜかマッサージ機が置いてあったりして「なでこんなのが置いてあるんだろうね?」とかなんとか。好きで好きでたまらない彼氏って訳でもない相手とそんな場所にいる自分を、どうしていいのか分からなかったのだろう。

ベットサイドに荷物を置こうと、ベットに近寄ったK子を彼はイキナリ後ろから抱き寄せ、ベットに押し倒したらしい。K子はビックリした。彼の手はすでにK子の胸をつかんでいた。

「ちょ、ちょっと待って!!シャワーくらいしようよ!」と彼を押しのけながらK子は言った。彼は「シャワーなんかいらない、早くK子ちゃんが欲しい。」と更に下に手を伸ばして来たらしいが、K子は電気が付いているのも嫌だったし、イキナリでどうしても受け入れられなくて、必死に抵抗したそうだ。

「分かったよ、シャワーあびよう。一緒に入ろうか?」と彼が言ったのでK子は「それは嫌。」と断った。彼は「じゃ、先に入るね。」とお風呂場に行ったのだが、なぜか彼は部屋で服をすべて脱ぎ捨て、タオルで股間だけを隠し、小走りというか、スキップ?をしながらお風呂場に消えていったそうな・・・。

彼と入れ違いにK子が入ったのだが、K子はシャワーをぼんやりあびながら、「私、何してるんだろう??」と後悔のような、空虚感を味わっていた。

彼とのHの最中も相変わらずキスがK子は嫌だったようで、心の中で「気持ち悪い!」とその時は思っていた。別れて帰る時も、K子の心の中は、シャワーをあびていた時と同じような空虚感が占めていた。しかし、子供に対しても旦那に対しても、不思議と罪悪感がなかった。

そんなK子の気持ちが変化するのは、彼から長いメールが来たことによってだった。どんなにK子とのHがよかったか、どんな時のK子のしぐさが可愛いかったか、そんなK子を自分がどんなに好きになっているか・・・。「今までHの後にここまで言ってくれる人がいただろうか?」

女は多少なりともHによって、身体が繋がったことによって、相手を受け入れてしまう、いやK子の場合、受け入れようとしていたと思うが、女はHによって気持ちに変化が起こる生き物だと思う。で、K子は受け入れてしまったのだ。というか私は、恐るべしメールマジックにかかってしまったのだと思っている。

それから彼は週に一回くらいの割合でK子に会いに来た・・・というかHをしに来た。彼は毎回、毎回K子と別れたあと、本日のK子とでも題名を付けたくなるくらいメールでK子のよさを語って来た。いつしか、それがK子の至上の楽しみになっていたようだった。「彼に応えてあげたい。」そんな母性本能的な気持ちすら沸き起こってきたようだった。

彼はどんどんいろんな要求をするようになってきた。K子はそれが彼の愛情表現だと思うようになっていた。それに応えることが、自分の愛情表現になると思っていたように思う。

これも究極の擬似恋愛なのだと、私は思う。擬似恋愛なのか、本当の恋愛なのか紙一重であるようにも思う。とにかくK子は彼に落ちた。彼が計算していたのか否かは定かではないが、彼はいつしかK子を自分の物扱いしていた。彼の恋愛表現は性的なものでしか表現されなくなっていっていた。

「どれだけK子が自分の要求に応えてくれるか?」=「どれだけ自分が思われているのか?」彼の奥さんには絶対言えないであろうことをK子に要求する。まるでアダルトビデオのようなこともあったそうだ。応えなければ彼はムッとする。応えてやれば彼は喜ぶ・・・。

K子もある意味では、そんな非日常的なことが楽しいのかも知れない。彼といる時の自分は、まるで別の人間になっているかのような・・・。彼はだんだん、K子に、いや、なんでも応えてくれる「K子とのH」にハマっていった。K子と旦那のHにさえ口を挟むようになり、K子の性生活をコントロールしなければ気がすまなくなっていった。

・・・彼の頭の中は、紫色のモヤがかかっているに違いない。「エロ友」・・・ピッタリじゃないか!

2003.04.10

 

月野ルナ
 

主婦のメルトモ事情


 

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更新:2011.02.16
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