主婦のメルトモ事情 -月野ルナ-

「メル友」ができて、いろんな意味で人生が変わったなんて事があると思う。みんな内緒にしているけれど、大きい声ではいえないけれど、実際は結構激しいかも。そんな大人のメル友物語をお届けします。

主婦のメルトモ事情

はっぱ

主婦のメルトモ事情Part1
by 月野ルナ

はっぱ

主婦のメルトモ事情Part2
by 佐原天希

はっぱ

主婦のメルトモ事情Part3
by 桜木愛依

月野ルナ

発行部数

あなたもライターになれる

39 最終回
38 お子チャマ
37 淡い思い出
36 こだわりの着メロ
35 年上の女
34 ダンナ探し
33 お礼H
32 若い男
31 初投稿
30 体の相性
29 惚れた方が負け
28 彼のメル友
27 ヨイショ
26 プチ浮気(その2)
25 プチ浮気(その1)
24 元カレ・元カノ
23 据膳食わねば・・・
22 着メロ
21 無口
20 Wメル友旅行
19 癒し
18 キッカケ
17 初めての書き込み
16 恐怖の写メール
15 K子その後
14 ヤリ友(その2)
13 ヤリ友(その1)
12 言葉の怖さ
11
10 ストーカーくんその3
09 ストーカーくんその2
08 ストーカーくんその1
07 猪突猛進
06 キャッチボール
05 年の差メル友
04 完全燃焼
03 Y子のケース(2)
02 Y子のケース(1)
01 擬似恋愛状態
00 プロローグ

第34回

ダンナ探し


タイトルでサイトで未来のダンナ様を探していると思われた方・・・
違うんですよねぇ〜。サイトで自分のダンナを探している執念の妻のお話です(^_^;)

彼女は私から見ても、とてもキレイな顔立ちをしている。頭の回転も早く、会社にいた時は仕事も出来て、美人聡明という感じの人だ。
彼女は結婚して一人の子供の母になったが、ダンナというのは顔はいいが・・・オンナが大好きな人だったのである。

ダンナは「乳大好き星人」で、オンナは乳!と言うくらいだった。(乳の貧弱な私は妙にムカついたが)
そんなダンナの為にと、私に負けず劣らず貧弱だった彼女はバストアップグッズにかなりのお金を費やし、努力をしていた。・・が、どれもこれも効果はいまひとつ。貯金だけが消えていく。。。
そんなある日、彼女はついに入れて来たのだ。・・・そう、あの水の入ったパックを!プルンと丸く大きくなった形のいいバスト。
しかし、触り心地はちょい違和感があったなぁ。(触ってい〜い?と嬉しそうに触ってきたのは、この私)

そこまでして、ダンナの為に、ダンナに喜んで貰いたくてする彼女に、半分呆れたような気持ちも持ちつつ、半分尊敬にも似た気持ちを持っていた。

そんなある日、彼女から電話が・・・。
「るなちゃん、あなたサイト見るって言ってたよね?お願いがあるんだけど・・・」
「え?いいですけど・・・なんですか?」
「うん。うちのね、ダンナ探して欲しいんだぁ。」
「は?ダンナさんですか??」

彼女いわく、またダンナの浮気心がムクムクしてきているのが分かるんだそうな。帰って来ては携帯をピコピコやってるらしい。
お風呂に入った時なんかに、コッソリ見ようとしたら、きっちりロックがかかっていて見れないんだそうだが、妻のカンで遊び始めたのが分かるという。
・・・だいたい、ロックかけてるってところでカンもクソもないと思うんだけどなぁ。絶対おかしいもん。

彼女のダンナは女が多い職場のおエライさんで、いつも女が回りにいる。自分がとてもイケてると思い込んでいる超ナルシストなのだ。
よって、口はとてもウマイ。メールなんかさせたら天下一品らしい。
そのダンナが、某サイトにカキコをしていると彼女は言うのだ。

「ペンネーム使ってても、アド見たらうちのって分かるから!」
「・・・でも、私がもしかしてメール送るんですか?」
「うん。で、返事が来たら転送して欲しいんだ。」
「いいですけど・・・返事が来て、転送してからどうするんですか?」
「・・・・あ〜、そうだよねぇ。でも、なんか気が済まないから・・お願い。」

彼女は私一人では探しきれないと思ったのか、友達にも声をかけてダンナ探しをやっている。いまだに見つけたという報告は聞いていないので、誰も見つけてはいないのだろう・・・。
私は初めは律儀に探してはみたが、あまりにも途方もないことなのでリタイヤ中だ。

思うのだが、なぜ彼女のダンナはあえて彼女に分かるように帰ってから携帯をピコピコやってるんだろう?もっとうまくやる方法なんて、いくらでもあるだろうに。

私のメル友で、家に入ってからは電源を切ってしまうという人がいる。だから奥さんは自分のダンナは携帯の使い方をよく知らない人だと思っているそうだ。
安心しきっているので、当然ダンナの携帯なんて触りもしない。

私の彼はいつでもどこでも携帯は無防備状態だ。たぶん見てもややこしいのはサッサと抹消しているだろう。分かっているから見ようと思わない。見ても何も出てこないことが分かっているからだ。

私に知れないようにしてくれている、というのは愛情というか、最低限のマナーではないだろうか?
知れば私は余計な妄想に苦しむことになる。何もない関係でも勘ぐってしまうようになるかも知れない。
相手が何を嫌がるのか分かっていれば、回避しようとするだろう。それがお互いの為になるのではないかな?

彼女のダンナももう少し、気を配るべきだろう。いかにも「俺って怪しいだろう?」といわんばかりの態度。何を思っているのか知らないが、ひとつでも争いの火種になることをあえて作る必要はないだろう、と思う。

彼女は今晩もセッセとサイトを開いて、自分のダンナを探しているのだろうか?
なんだかとても寂しい図に思えて仕方ない。

2003.10.11

 

月野ルナ
 

主婦のメルトモ事情


 

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創刊:2002.12.01
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更新:2011.02.16
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