主婦のメルトモ事情3 -桜木愛依-

3人の子供を育てながら、学校のPTAの役員まで引き受ける30代後半、医療系パート派遣社員の主婦のワタシ。メールから恋に落ちた彼らのこと、出会い系サイトで出会ったメルトモの殿方との色んな事を、赤裸々に包み隠さず語 ります。

主婦のメルトモ事情

はっぱ

主婦のメルトモ事情Part1
by 月野ルナ

はっぱ

主婦のメルトモ事情Part2
by 佐原天希

はっぱ

主婦のメルトモ事情Part3
by 桜木愛依

桜木愛依

発行部数

桜木愛依自己紹介
あなたもライターになれる

9 過ち2(最終回)
8 過ち1
7 セフレな人
6 ギャップ
5 結ばれた夜
4 2人の距離
3 愛しい人
2 恋の予感
1 初めてのメール

第9回

過ち2


彼と一緒にいて、何度も奥さんの存在が気になった。
恐妻家?と聞いたら
「そうかもしれない。切れたら何するか
わかんない性格だし。気性が荒いからね。
僕も向こうも2度目の結婚だから、今度は
失敗しないようにとお互いがけん制してる部分も
あるかもしれない。」と、答えた。
奥さんのこと愛してる??って聞いたら
「情があるだけ。恋愛感情はない。」

実際、彼は旅の間、頻繁に公衆電話から
奥さんの携帯へ電話を入れていた。
彼は携帯を持たない人だった。
以前持っていたときに、1人旅に出ていると、
日に何回か奥さんから確認の電話が入り、
ウンザリしていたことがあると言う。
だから、自分から電話を入れるようにしていた。
でも、そんな姿を何度も見せ付けられる私は
結構白ける。私は頼りなげな彼に恋愛感情が湧かなかった。

一眼レフのカメラ持参で来た彼は
私の写真をフィルム何本か撮った。
後からCDにして送ってくれたけど、プロの出来栄えだった。
景色と一体化した私。
自分じゃないようだった。
「めいは美人だから、撮り甲斐があるね。」
そう言ってたっけ。

2日目の宿は海鮮料理が最高に美味しいペンションだった。
綺麗な海が眼下に見え、景色も美しい場所。
その晩も私は彼に何度も抱かれた。
彼は私の身体を貪った。
一晩中抱かれたのが二夜連続。さすがに疲れた。

夕方頃、帰宅するはずが、3日目の早朝、彼が自宅に
電話を入れたら、一番下の子供が高熱を出し
奥さんがうろたえていたらしい。
早々に帰路に立ち、昼頃には、私は自宅にいた。

その日の晩、旅行の土産を渡すため、先生に会った。
何食わぬ顔で土産を渡した。
車の中で長い長いキスを交わした。
まだ、他の男が残る体。
さすがに抱かれる事は出来なかった。

数日後、珍しく夫が帰宅した。
何ヶ月ぶりかで顔を合わせる。
普通の家庭、普通の夫婦の会話。
旅行に行っていて、家を空けていたのも誰も言わない。
子供達も何も言わなかった。

でも夜の生活はしない。
夫に抱かれる事に既に嫌悪感を抱く私。

次の日、夫が私の携帯にふと目をやった。
メールを見た後、そのままにしていた私の失敗。
夫が言う。
「お前なぁ。こういうもんは見せびらかすモンじゃねぇ」
見ると、彼からのラブメール。
「大好きだよ。めい。お休み。」

それから私は夫に疑惑をもたれるようになった。
夫は決して表に疑いを出す人じゃなかった。
が、一度だけ責められた。
半年後くらいに全く違うことで言い合いになったときに
「浮気してても、知らないってしらばっくれるお前は
信用できないよな。」と。

彼からは毎日メールがきていた。
私に思いのたけをぶつける。
早く会いたいと言う。
私の気持ちは冷めたまま。
でも、彼に合わせて甘い言葉で返す。
偽りの付き合い。
奥さんへの愚痴も書かれることもある。
そんな事、私に訴えてどうしてほしいのだろう。
ひたすら上手く同調する。
私とのメールのやり取りが本音で語れる部分だと言う。
彼にとっては幸せなんだろう。
でも、私は彼の事を愛せない。

旅行から3週間ほどたったある日、
私は体調の変化にふと気がついた。

2004.10.21

桜木愛依



 

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創刊:2004.06.01
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更新:2011.02.16
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