結婚しない娘達 -緑川すずめ-

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0

性病(その1)検査
 

第00回

性病(その1)検査


彼がここ数日おしっこをすると痛いような気がする、と私に訴えた。

前の彼女とはお互い病気のチェックをしているので私が怪しいと疑っている。私は悲しい事に、自分は絶対シロだと言う自信がなかった。この機会に前から気になる事の一つではあったので、思い切って産婦人科に行くことを決めた。病院はインターネットで、独身の女性向けの診察、性病や避妊についての項目をホームページに載せてある病院を選んだ。

電話で予約が要るかどうか聞いたが特に必要なく診療時間内にくればいいとのカジュアルな回答だったので少しほっとした。金曜日の晩、彼の家に泊まったが内診(膣の中の検査)に備えて、セックスは控えておいた。土曜の朝、電車に乗って病院に向かう。待合室には誰も居なかった。問診表を記入するように言われたので、生理痛が重い事と性病検査をして欲しいと書いた。それを受け取った看護婦さんは私の側により、私自身に今自覚症状はあるのか、特に症状がなければ、漠然と全体的に検査することになり、保険が適用されないので2万くらいかかるけれど大丈夫か、と聞いてきた。

金額自体は予想外に高くてショックだったけれど、彼女の説明は的確だったし、親身でもあったので、冷静に受け止めて彼に相談してみていいですか、と承諾を得てボーイフレンドに電話してみた。彼は自分が払うから診察を全部受けて、と言ったあと、クラミジア(性病の中で一般的な病気)だけでいいかも、それなら保険の適用内でしょ、と言い直した。

彼の症状がクラミジアの症状に似ているからと言うもっともな理由であったけれど、それなら私ではなくあなたが病院にいく必要があるのではないのか、と私も意見をした。看護婦さんが電話を止めに入り、彼もそんなふうに言われても困ると思うのでまず、診察室に入ってどういう検査をするか先生と相談してみてくださいと言った。

中に入ってみると男性の先生は特に愛想もなくそう言う状況なら彼が来た方がいいんじゃないの、と言った。私はその通りだと思います、同調し、でもいつまでも自分が疑わしい状態は嫌なので、性病の検査と子宮内のチェックを両方してもらうことにした。性病の検査はおりものと血液からチェックし、生理痛の方は子宮内を超音波で検査して行うと説明された。

カーテンでさえぎられた診療台のある別室に通されるとさっきの看護婦さんがそっと私に全体の検査をするなら、さきほど言った金額になるけれど、大丈夫かと聞いてくれた。私は彼女が優しいので少しほっとして、うなずき、カードは使えますか、と聞いた。彼女は申し訳なさそうに、使えない、と言った後に、近くに銀行があります、と教えてくれた。私はじゃあ大丈夫です、終わったらそこに行きます、と言った。

彼女が指示するように下半身の衣服を脱ぎ、足が左右で固定される椅子の上に座った。椅子の上には紙がひかれている。その上に腰をつけると下半身から先はカーテンの向こうに隠れて、向こう側からは下半身だけが見えるようになる。

先生は決して愛想は良くないが、最低限の敬意は払ってくれた。少し触るよ、とか、力を抜いて、とか言われ、冷たく硬い器具が入るのをガマンした程度で診療は手早く行われた。異物感が不快と言う以外は、想像より痛みもなく終わった。あの器具を人肌程度に温めておいたらもう少しマシかもしれない。せめてもう少しやわらかければ・・・。

着替えが終わりもとの診療室に戻るとベッドに横たわり血液採取があった。さっきの診察代を心配してくれた看護婦さんだ。“親指を中に入れてグーで力を入れて下さい。”と言って、針が刺さると“はい、パーにして力を抜いて。”といった。とてもスムーズな採血だ。医者の前に座ると彼は子宮の中の写真を見せて、“筋腫とかは大丈夫だよ。”と言い、“毎月の生理痛にこれからどう対処していくかだね。“と言った。私は”以前ピルを飲んでいた事があって、その期間は生理痛が楽だったからまた飲もうと思っています。“と答えた。彼も”毎回がまんをしたり、痛み止めを飲むより、そっちの方が自然でいい。”と賛成してくれた。性病の方は検査結果のほうは一週間かかるそうだ。私は医者に礼をいい診察室を出たが特に彼は何も言わなかった。本当に愛想がない。

診療代は2万4千3百円だった。銀行に走り戻って精算を済ませて病院を出た。出費は痛いけれど少し壁を乗り越えたような、すっきりした気分だった。

2004.06.01
緑川すずめ

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更新:2013.06.06
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