結婚しない娘達 -緑川すずめ-

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性病(その1)検査
 

第5回

母の悲喜


とある雑誌に私の記事が載ることになった。仕事を持つ女性向けの雑誌で、一般の女性に勤め先の業務内容やその職に就くまでの略歴などをインタビューし、1ページ丸ごとに本人の写真と内容が掲載される事になる。

東京に住んでいればさほど珍しい事では無いけれど、田舎に住んでいる母は喜んだ。雑誌の原稿が仕上がったのでe-mailに添付して送ったら、母親はそれをプリントアウトして祖母にも見せて、二人で喜び、祖母は雑誌が発売されたら絶対買う、と言ったとの事。

“おばあちゃん、嬉しかったみたい。もちろん私もだけど。”電話口で母は嬉しそうに話した。彼女は私の歳では既に私を始めとし、3人の子供の母親だった。それを事あるごとに繰り返して言う。彼女の不満や不安はもっともだ。私は心身ともに健康でありながら、結婚して子供を持ちたいと言う様子もなく都会で自由な暮らしを楽しんでいる。

彼女にしてみれば、娘は手元に居ないし、孫も期待できそうにない、自分が築いた人類の生命のサイクルがそこで終わってしまうのだ。娘が雑誌の一面で働く女性としてキャリアを語る様を見ると言う事は、本来の自分の願いには遠いものの何処か嬉しいと言う感情もあるのだろう。心身ともに苦労して子を産み育てた母親にとっては、自分の子供たちが自分と同じように次の世代を育む事に最大の喜びを感じるのが世の常であっても。

自分のしてきたことは間違っていないという、満足。雑誌に自分の娘が掲載される、と言う事は孫を抱けると言う喜びとは程遠いものの、子育ての一つの成果であり、自己満足に過ぎないが育てた子がここまで成長したと言う喜びでもあるのだろう。

私自身、“いい年“が来たのにも関わらずシングルでいる事になんら不自由は感じない。ただ母にだけは申し訳無い気持ちも手伝って、昔よりずっと優しく接するようになった。今の私にはそれくらいの事しかしてあげられない。

2004.08.16
緑川すずめ

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更新:2013.06.06
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