多重債務からの脱出 -椎原里織-

ネットワークビジネス、付き合い、浮気・・・さまざまな理由で作った「その場しのぎのお金」が膨れに膨れ上がっていつの間にか多重債務に。債務整理現在進行中の多重債務者がお金の明暗をお届けします

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多重債務からの脱出Part2

マガジン発行履歴

椎原里織自己紹介

私もライターをやってみたい

多重債務に陥らないために

3

救済機関との連携

2

家族の絆

1

多重債務の兆候

椎原里織の新着コラム

23

勝手な行動?

22

電話帳でアポを取る

21

現金を作る方法

20

選ばれた優秀者

19

お金の感覚

18

2万円の価値

17

非常識を問うならば

16

口説き落とすためのテクニック

15

Rは私にとって

14

クレジット会社とサラ金のCM

13

詰め

12

最初の攻撃

11

多重債務へのきっかけ

10

誰が為にカード作る?(後編)

9

誰が為にカード作る?(中編)

8

誰が為にカード作る?(前編)

7

正式受理

6

告白〜Xデーにおびえる人たちへ

5

どっちが怖いでショー

4

自分ひとりの問題ではない

3

任意整理−怖いものは何か

2

面接第1回目と取り立て

1

ネットワークビジネス

第23回

勝手な行動?


私達は驚いた。あの非協力的な彼女が嬉々として、携帯を握り締めアポの報告をしている。何が起こったのだ。私にはわからなかった。

一心不乱に電話をかける部屋の空気を重く感じ、私と友人の男性はどちらからともなくその席を立った。この部屋にいたくなかった。外の空気を吸いたかった。一日食事をしていないせいで、判断が鈍っているのかもしれない。すし詰め状態で電話をかけ続ける仲間達をかきわけ、わたしと友人は部屋の外に出た。

「・・・ねえ、お腹空かない?」「うん」「とにかく何か食べようよ。下のレストランに行こうよ」ふたりとも、何かを感じているのは間違いないが、それをあえて口には出さなかった。いま、思うことを口に出せば、誘った私も、このビジネスに賭けるといったこの友人も自分の何かを否定することになる。

レストランは1階だ。私達は階段を使って降りることにした。エレベーターでは待ち時間がある。誰にも見られずにさっとこの場を去りたかった。しかし、悪いタイミングとは常にベストでやってくる。Rの男性幹部に出て行こうとしていたところを見つかってしまったのだ。

「お前らどこに行くんだ」厳しい口調で私達はそう言われた。友人が「僕ら朝から何も食べていないので、食事に行こうかと思って・・・下にレストランあるし、今日は一日Rにつきあってたから・・・」

男性幹部は「はぁ?」とでもいいたげな顔で私達を交互に見ると、言った。

「おまえら、勝手な真似するなよ。こういうものは団体行動だろ?ひとりが勝手なまねすると、他に示しがつかないだろ。大体食事って・・・誰が食事に言っていいなんて言ったんだよ」

私は耳を疑った。そして同時に何かえもいわれぬ恐怖も襲ってきた。

「私達、拘束されてるのかな・・・?」

それは隣にいた友人もどうやら同じの様だった。

2005.08.28
椎原里織

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多重債務からの脱出
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更新:2013.06.06
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