はたちこらむ -野原かりん-

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since2000.09.01

野原かりん「はたち」・・・が思うところを書いています。静かに見える火口湖も、その地中深くには熱いマグマが躍動しています。揺れては止まりまた揺れる・・胸の鼓動を感じ取ってください

キーワード:女性,人生,哲学,バイト,男性観,恋愛,悪知恵,学校生活,旅行,穏やか系

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野原かりん自己紹介

ライター募集

コラム

13 最終号
12 ショ−ト・ホ-ムスティ
11 失敗
10 高額な授業料
9 食べることが大好きな私
8 文化と歴史の十字路
7 知らない人と
6 誇り
5 節約生活
4 弱くなったお父さんとお母さん
3 やっと起きた私
2 お金の貯め方
1 シブイ男

第8回

文化と歴史の十字路


海外旅行も4つ目。アジアからようやく離れ、ヨ−ロッパ近くまで行くことになった。私は自然が織り成す大地が大好きで、逆に美術館や博物館、建築物や天井にはあんまり興味がないためトルコに決めたのは私のセンスそのものといってもいい。

トルコといえば、民族チックで、トルコ料理が有名で、エジプトが近いから砂漠っぽい。

と想像してトルコを私のセンスと名づけたが、さすが「文化と歴史の十字路、トルコ」十字路である。なにが十字路かというと、思ったとおりの土臭い大地もありの、真っ青のエ−ゲ海を見ながらアフタヌ−ンティ−を楽しむレストランもありの、異文化混合よりはむしろ、異雰囲気混合といった感じでしたね。

知識にとぼしい私にとって、あのヨ−ロピアンマダムを想像させる景色は意外でした。天井を見せられたのも意外でした(笑)それに想像とは違い砂漠なんてなかったぞ!岩石はゴロゴロしてるけどね。カッパドキアのことね。

行ってみなきゃわかんないってことは「トルコの男は紳士」ってことかな。もうすごいのなんの、気持ち悪いくらい優しい。「日本女性に限る」というウワサも聞いておりますが・・・。第一日目に入ったレストランで晩御飯食べたんだけど(一人500円くらいで結構食べれる)、日本の男に優しくされないもんだからちょっと優しくされたくらいでびっくりしてもうた。これが彼らにとっては日常ってことだから、文化の違いとは日常と非日常の区別が国によって全然違うってことです。こうやってただ書いてりゃ「ふんふん・・・」と読み流すだろうけど、日常と非日常の区別が国によって違うということは実際行って体で感じるとすごく大きなカルチャ−ショックなんです。いい意味のときもあるし悪い意味のときもある。トルコの男は前者ね、もち!

グランドバザ−ルでフラフラしていたときに声かけてきた店のおじさんが「Hello」の次に「夢は何かね」と聞いてきた。8日間の現地バス添乗員さんが「学校では何の勉強しているのですか」「何のために勉強しているのですか」「将来は何になりたいですか」と聞いてきた。

夢の話なんて、日本人恥ずかしくってしないよなあ。私だけか?「夢は何?」って日本人恥ずかしくって人に聞けないよなあ。これも私だけ?言葉を失ったよ。答えらんなかった。夢は夢として、現実とは別に考え、人には恥ずかしくて言えないようなことが「夢」かと思ってた。恥ずかしいと思ってるところがあるから夢の話はできなかったんだけど、ぼかすんだけど、あんなに真面目な顔で「夢は何?」と聞かれてから、夢は恥ずかしいものじゃないってことが腹の底でわかった。ような気がした。上っ面じゃなくて、腹の底で。

トルコはよかったよ、すんごく。治安もすんごくいいし、ぼったくられるってことはなかったよ。でも車は信号関係なくえらい速いスピ−ドで走ってるからね、歩行者中心の日本人は気をつけたほうがいいよ。

夢は大切に。

2000.10.22
野原かりん

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