嫌い!キライ!- 大谷めぐる-

あれも嫌い、これも嫌い。でもなんで嫌いなものってあるんだろう?嫌いなものを深くそして愛をもって観察し、嫌いの哲学を語る「キライナモノライター大谷めぐる」のスーパーエッセイ。

大谷めぐる

発行部数

あなたもライターになれる

 

嫌い!キライ!

20 改まったご挨拶
19 肩凝り
18 態度の悪い店員&客
17 悪ケータイ族
16 掃除
15 虐待
14 ロマンチック
13 ダイレクトメール
12 争いごと
11 後悔
10 .
9 大学イモ
8 高いところ
7 一部の実年層
6 歯医者
5 オバケ
4 キツイ香水
3 マニュアル

2

眠れない夜

1

虫全般

第3回

Today's Special:マニュアル

理由:規定化って面白いですか?


先日、家族と共に回転寿司を食べに行った。時間は少々遅めの20時前。そこのお店は21時までの営業時間だったのだが1時間あれば余裕で食事が出来るだろうと踏んでいた。ゴールデンウィーク中だったこともあり店内は家族連れで一杯だ。

カウンターに座り、さて何を食べようかと寿司に目をやる。回転テーブル(と言うのだろうか)にはネタがのっていない。乾燥しきっていて誰も手を伸ばさないネタが虚しく廻っている。少し待ってみるが寿司が増える気配はなさそうだ。業を煮やした母親が店員に理由を聞くと20時以降はもうネタを流さないんだそうだ。注文のみの受付らしい。

何点か注文する。待つ。20分経過。まだ来ない。どうなってるんだと思い厨房を覗き見るとバカボンパパ似のおじさんが一人でわさわさと寿司を握っている。20時過ぎてから注文が殺到したため対処できないで居るようだ。私たちは注文してから30分後にやっと来た寿司を黙々と食べ、すぐに店を出た。

『20時過ぎたらネタを廻さない』と、そこの店のマニュアルには書いてあったに違いない。しかし、マニュアルを厳守したことにより少なくとも私たち家族分の売り上げを損したことになる。

マニュアルは円滑に物事を運ぶのには最低限必要となる。プログラムを組む時だって規定の流れを想定して設計されるしね。しかし、その機械相手のプログラムにさえ例外処理という概念がある。対人間となると無数の例外パターンが発生するのは目に見えている。

マニュアル化が進んで合理的になるのは結構だがそれだけでは片づけられない事が日常ままあるのだ。例えば会社の面接。例えば女の子の口説き方。マニュアル通りに行動する安心感よりも次に何をするかわからない動物的なカンの方にあたしは期待感を感じずにはいられない。

鬱陶しい胡散臭さ120%のマニュアル丸見え勧誘電話もそんな風だったら話くらいは聞いても良いんだけどね。

2001.06.07
 
大谷めぐる

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更新:2008.11.20
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