嫌い!キライ!- 大谷めぐる-

あれも嫌い、これも嫌い。でもなんで嫌いなものってあるんだろう?嫌いなものを深くそして愛をもって観察し、嫌いの哲学を語る「キライナモノライター大谷めぐる」のスーパーエッセイ。

大谷めぐる

発行部数

あなたもライターになれる

 

嫌い!キライ!

20 改まったご挨拶
19 肩凝り
18 態度の悪い店員&客
17 悪ケータイ族
16 掃除
15 虐待
14 ロマンチック
13 ダイレクトメール
12 争いごと
11 後悔
10 .
9 大学イモ
8 高いところ
7 一部の実年層
6 歯医者
5 オバケ
4 キツイ香水
3 マニュアル

2

眠れない夜

1

虫全般

第7回

Today's Special:一部の実年層

理由:勝手すぎる!


実に私事ではあるが 間もなく誕生日を迎える。この年になるとそろそろ誕生日も不要だ。人間が年を取るのは至極当たり前だし文句を言っても時は過ぎ去るのでまあヨシとする。

先日 棚を整理していた時実家から持ってきた中学生の時の日記を見つけた。家族に見られると非常に困ると思って持ってきたのだが今 自分で読み返してみると非常にくだらない。つまらない事で悩んでみたり思いを寄せていた男の子の行動一つに一喜一憂している様がリアルに蘇る。

そんな自分にふと気付いた時少々淋しい思いが過ぎった。擦れてしまった自分を省みた気になった。こうやってオバさんになっていくのか、と。

例えば公共の交通機関。一部の実年層(いわゆるオジさんオバさん)の行動が非常に目に付く。乗り物が揺れると平気で他の人にしがみつく。鞄が人に当たっていても全然しらんぷり。その他書ききれない程、思い出しきれないほどの所業。正直言うと非常に「ウザい」。

あの方達は若いときからそうだったのだろうか。いや、そんな事はないだろう。少なくとも私が小学生くらいだった時お兄さんお姉さんがそんな事をしていたという記憶はない。いつの世でも同じ世代の方が同じ行動を取っている。

年齢を重ねるごとに何に付けても自分本意の意識が高まってゆくのかもしれない。恥ずかしいと思う意識も段々薄れてゆく。自分が大事なのは皆 そうだと思う。だが 自分が今居る場所は自分だけが居る場所ではない。自分本意に走りすぎて人の事を思いやれない。それは見てる側からするとすごく、寂しい。人から疎まれる存在に自分がなってしまっている自分。その事に全く気づけない、自分。

勿論そうではない方々もたくさんいらっしゃる。少しだけ心が温かくなるような場面に何度か遭遇した。そんな方たちは私の『年を取りたくない思想』を良い意味で覆して貰えたりするので非常に嬉しく思う。だが その世代の方々の悪い印象の方が強いのも事実。

私もそろそろ若いとは言えない年齢になってきたので「ウザい」オバさんに育たないように気を付けよう。いつの日か誰かに「年を取ったらあんな風になりたいな」と 思って貰えるような素敵なオバさんを目指して。

2001.07.05
 
大谷めぐる

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更新:2008.11.20
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