嫌い!キライ!- 大谷めぐる-

あれも嫌い、これも嫌い。でもなんで嫌いなものってあるんだろう?嫌いなものを深くそして愛をもって観察し、嫌いの哲学を語る「キライナモノライター大谷めぐる」のスーパーエッセイ。

大谷めぐる

発行部数

あなたもライターになれる

 

嫌い!キライ!

20 改まったご挨拶
19 肩凝り
18 態度の悪い店員&客
17 悪ケータイ族
16 掃除
15 虐待
14 ロマンチック
13 ダイレクトメール
12 争いごと
11 後悔
10 .
9 大学イモ
8 高いところ
7 一部の実年層
6 歯医者
5 オバケ
4 キツイ香水
3 マニュアル

2

眠れない夜

1

虫全般

第8回

Today's Special:高いところ

理由:足がすくみます。


高いところが嫌いである。正確に測ったことはないが多分1メートルくらいの高さがあるとダメな領域にはいると思う。

こんなにダメになったのはここ3〜4年の事だ。なぜここまでダメになったのかわからない。突然、怖くなった。

一番最初に気付いたのは地下鉄のホームでだった。最初は地下鉄の居ないレールをホームから覗き込んだ時。「こんなところに落ちて轢かれたら痛いだろう」と 思っていただけだと思っていた。ところが 地下鉄に乗るとき、降りるときの地下鉄とホームの隙間が異様に、怖い。足が吸い込まれてしまうような恐怖を感じた。

もちろん そんな高さすらダメなので高層ビルや遊園地の乗り物、歩道橋なんかはOUT OF 眼中なのである。床が鉄の編み目になっている階段などはどうしても渡らなければならないときはまさに「へっぴり腰」でオドオドしながら道を行く。

ドラえもんの有名な道具の一つの「タケコプター」が 実際に開発されたとしても私にはあまり使えないモノかもしれない。せいぜい道路から10センチメートル程度の空中で「あ〜。歩かなくて良いからラクチン〜」としか使えないことが目に見えていて少々ザンネンだ。

子どもはとかく起伏を好む。塀があればとりあえず縁を歩いてみたり屋根に登ってみたり。私もそんな子どもだった。そして、怪我をしていた。それでもやはり懲りずに果敢に挑戦する。そうやって危険なモノを認知してゆく。

防衛本能、とでも言うのだろうか。人間は命に関わりそうな危険物は自ずと避ける。火なんかは顕著な例。大きな火からは思わず身をかばってしまう。

私の場合は高さの恐怖に関する認知の臨界点が3〜4年前に訪れたのかもしれない。オトナになったってことなんだろうか。オトナになるほどコワイものが増える。良いことなのか悪いことなのか。

その代わりといっては何だが低い場所から高いところを見上げる事が好きになった。空がキレイだったりすると小さな幸せが訪れる。会社社会を象徴しているようで少々解せないところもあるが。

2001.07.12
 
大谷めぐる

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更新:2008.11.20
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