かっとびモデルの私生活 by REY

かっとびモデルの私生活
「モデルになってみたい」そんな思いを抱く女性は多いハズ。REYもそんな一人。甘い考えで憧れの職業にチャレンジ。しかし『こんなはずでは・・・』モデルになるまでのREYの険しく過酷な道のりと私生活。

キーワード:モデル,スカウト,公募,ファッション,オーディション,メイク,ヘアー,スタジオ

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第1回

写真の不思議


とっても天気の良い日だった。もうすぐ夏が終わりそうな残暑の日。私は当時働いていた輸入雑貨屋での仕事を休んだ。ちょっぴり心が痛んだが、私の足取りは軽くワクワクしていた。

いわゆる「スカウト」という形で入った事務所との契約を交わし、早速撮影をしましょう、という話しになった数日後のこと。私は大きなリュックを背負って、渋谷の某スタジオへ向かっていた。

「撮影」といっても、仕事としての撮影ではない。“コンポジット”といって、お仕事をもらうための宣材写真のことだ。いわば、売り込みのためのプロフィール写真のこと。

私が所属したエージェンシーは、何パターンもの写真を撮る。写真の枚数のことではなく、四季折々のもの。それに伴い、ヘアースタイルも変える。幅広い自分というものをクライアントに見てもらうために。

よって、持参した私服は、春夏秋冬。靴までも持参する。なので、荷物は半端じゃなく多かった。

撮影の1人あたりの撮影時間は決められている。なので、とてつもない速さで、着替えとヘアースタイルを変える。まだまだモデルの卵にも達していない。専属のヘアーメイクさんもついていなかった。

初めての、スタジオ撮影。何故か緊張はしなかった。

私は写真を撮られることが、昔から好きだった。

さかのぼると10代の頃、私は日焼けサロンに通っていた。まだ世の中に、さほど日焼けサロンが知られていなかった時代。ある日、そのサロンのオーナーに、帰り呼び止められた。

「モニターとして、タダで焼かせてあげるから、その代わり広告モデルになって欲しい」との内容。タダだなんてラッキー。ふたつ返事でOKした。

出来上がった初めての、「雑誌の中の自分」は想像以上に嬉しかった。非常に写りが良い。もちろん、プロのカメラマンが撮るからなのだけど。

その快感の記憶が、胸の中のどこかにあれ以来、ずっと住み着いていた。

「生」の自分は、好きじゃない。ハッキリ言って、自信が無かった。だけど紙面の中の自分には満足していた。要するに、「写り方」を体が知っているのかな?と思えた。勝手な思い込みなのかも知れないのかとも感じていたけど。

私の父親は、非常に辛口なのだ。というか、「真実」を言っているだけかもしれない。親バカでないことだけは、確かだ。その父親は、「お前は“写真写り”はイイ」と言う。私の容姿に対して、褒める、などの言葉を発したことがない父親。

でも、その一言が、私に自信をくれた一言になった。

それから私は、更に「スチールモデルでやっていきたい!」という気持ちが固まった。単純かもしれないが・・・。

私のコンポジットが出来上がり、事務所から連絡が来た。早速、事務所へ向かった。「おお〜〜」感激した。自分じゃないみたい。「生」の自分より、数倍良く撮れている。

それは、私の「モデル」スタートとしての、記念。

スタジオで何度も、ポーズを変え、何枚も撮った時間。それは楽しく、これから仕事をしていく為の物と冷静には考えられなかった。カメラマンから、ポーズを変えるたびに飛ばしてくれる褒め言葉。モデルのテンションを上げて、良い表情を撮るための行為なのだが、私の気持ちは、「撮られる」ことに幸せを感じる。

モデルって楽しいかも!心が躍ってしまう。カメラマンにおだてあげられ、イイ気分になっていた。

「もしや、これは天職!?」アホで単純な私は、ついソノ気になってしまう。

「早速、お仕事の紹介をしていきます」事務所からの言葉に、ワクワクしてたまらない。どんな仕事が来るんだろう・・・

とても良い疲れを感じ、その夜布団に入った。しかしその時、「あーあ。明日は仕事だぁ・・・」と現実に戻る。

自分がモデルとしてどこまでやっていけるか全く分からない。

輸入雑貨屋で働いている今。現実とのギャップに不安がよぎった。

ま、あまり考えずに行こう!布団の中にもぐり込んで、その夜は深い眠りについた。

2001.11.24

REY


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更新:2008.11.20
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