かっとびモデルの私生活 by REY

かっとびモデルの私生活
「モデルになってみたい」そんな思いを抱く女性は多いハズ。REYもそんな一人。甘い考えで憧れの職業にチャレンジ。しかし『こんなはずでは・・・』モデルになるまでのREYの険しく過酷な道のりと私生活。

キーワード:モデル,スカウト,公募,ファッション,オーディション,メイク,ヘアー,スタジオ

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第8回

劣等感


「初めてのお仕事」から、数々のオーディションを受け、様々な仕事をしていった。

その中でも、私の気持ちを変えた出来事があった。1番初めに事務所から紹介された、某化粧品会社の、「ヘアメイクモデル」の、数ヶ月の契約を交わすことができた。

その仕事の内容は、新商品のモデル。まだ、商品の名前もついていない状態の新開発された商品を、世に言う、「カリスマ美容師」が一斉に本業を休み、その日のため、集い数名のモデルを「実験台」にし、出来上がりを、解説入りでビデオ撮影し、スーツの胸に「お偉いサン」のバッジを付けた、年配の方々が終始、その様子を見守る。

その日によって、ファンデーションであったり、ヘアカラーであったり、和風ヘアーモデルであったり、様々だった。

様々な「お仕事」を頂けるだけで、その都度モデルの世界に詳しくなっていく自分は、成長しているように思えていた。

そんなある日、「ヘアーモデル」のお仕事に行ったのである。いつもと変わらず。。。

が、控え室で、ギョっとするくらいのモデルを発見してしまった。とても失礼だが、正直そう思った。何故、こんな人が採用されたのだろう。。本気でそう思った。

ヘアーアレンジされている間も、そのモデルが気になって仕方ない。格好も、上から下まで舐めるように見入ってしまった。

「モデルじゃない!」

なんとも言えない気持ちだった。

私は、このクライアントから数ヶ月の契約を頂いていたが、自分のレベルは、こんなにも低いのか・・!?と感じた。

確かにその日は、「ヘアー」モデル。そのモデルは、綺麗とは言えないが、黒くとても長い髪をしていた。私は当時、栗色の肩につく程の長さ。

アレンジさえながら、「カリスマ」美容師に尋ねてみた。「どうして、私みたいな髪の色で、使ってもらえるんでしょうかね?」カリスマはこたえる。「今回は、"カラー"についてが題材だから、いろんな色・長さの髪のモデルさんを採用したんですよ。」

納得がいかない。いくら何でも、黒髪の長髪は、もっと他にも居るんじゃないか。そのモデルに対しての気持ちではなく、「モデルとしての、自分の位置」を確かめたかった。

私は、モデルになって、「スミマセーン」と思う事は多々あったが、こんな気持ちになったのは初めてだ。

私は昔から、「綺麗なもの」を見るのが好きだった。そして、綺麗に近づきたい気持ちを持って生きてきた。こんなことで、こんな気持ちになるとは、自分でも想像だにしていなかった。

数々のオーディションを受けてきたが、自分の価値観で、自分より劣る、と感じたモデルには出会っていなかった。だから、オーディションに落ちても、「仕方ない」と感じることも多かった。

だが、今回は違う。この「ヘアメイクモデル」は、「モデル」としてのこだわりを持って受ける仕事ではないかもしれない。

もっと仕事を選んでいこう。自分が納得・満足・充実感、いわゆる自信を持って出来る仕事がしたい!初めてそう感じた。

この仕事は、「世」にとって、とても必要なお仕事だ。それには間違いない。

だが、モデルは、仕事を選べる立場でもある。

「もっと表へ出よう。」

私は、あの日の自分でも意外な「劣等感」を忘れない。だって、あんなことで劣等感を感じるなんて、夢にも思っていなかったから。

やはり、「アナタより私の方が断然綺麗よ!」なんて思える現場は、全くやりがいがないし、頑張ってモデルになった意味がない。

これからの、「REY」というモデルの趣向を自分で変えて行かなければ、自分の「イメージ」や「キャラクター」が創れない。

そう感じたのは、モデル生活で、最初で最期の経験だった。

2002.01.12

REY


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