かっとびモデルの私生活 by REY

かっとびモデルの私生活
「モデルになってみたい」そんな思いを抱く女性は多いハズ。REYもそんな一人。甘い考えで憧れの職業にチャレンジ。しかし『こんなはずでは・・・』モデルになるまでのREYの険しく過酷な道のりと私生活。

キーワード:モデル,スカウト,公募,ファッション,オーディション,メイク,ヘアー,スタジオ

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第15回

入院


病名が判明してからの、病室の「ベッド待ち」の状況から、約2ヶ月と、数日が経った。病院からの連絡は、未だ来ない。

イライラしていた私に、私の身体を気遣う親も、毎日気を張っていた。それを見かねて、直接病院へ電話をし、担当医へ電話を繋いでもらった。どうやら、退院するはずであった患者が少し、長引いていたらしい。担当医に直接、回線を回してもらい、早急の入院の手配を依頼した。

そして、その電話から数日後、私はまず「検査入院」という形で、入室することが決まった。その前に1度、「ご両親と共に、説明を聞きに来てください」とのこと。

早速、父・母・私の3人で病院へ向かった。オペの担当医となる、「主治医」とインターン生らしき医者に、別室に呼ばれた。

まずは、私の病気の内容のおさらい。次に、オペ時に体内に入れる物体そのものの、模型を見せられた。・・・コレが体に入るのかぁ・・・と、手に取ってマジマジと見てみた。

そして最後に、お決まりの「誓約書」を親が書いていた。ご存知の方も多いだろうが、内容は、簡単に説明すると、“最善を尽くすが、万が一「死」に至っても、文句は言いません”というような内容の確認のサインと印。

私は、「死」があまりにも自分から遠いものと考えていたのもあったが、それよりも、“失敗したらペースメーカーを入れます”という内容が、1番いやだった。ペースメーカーもまた、ご存知の通り、「心臓代わりの電池」のこと。それを体内に入れると言っても、場所が場所だった。うろ覚えだが、医者に、「このような感じで入ります」と言われ、見せられた図の中のペースメーカーの位置は、大体鎖骨辺りであった。

鎖骨近辺の脂肪は、人間には殆ど付いていない。よって、「埋め込まれる」というよりも、丸い形のソレが、「浮き上がる」感じになってしまうのだ。

余程、首の絞まった洋服か、或はタートルネックの洋服でも着なければ、隠れない程だ。

「コレを入れたら、もう、モデルはできない。」

両親は、帰りの車の中で、オペについての話は相変わらず避けている。やはり、「死」は考えただろう。私は、「死」よりも、「ペースメーカー」の事が気になっていた。ペースメーカーは、「電池式」である。数年間という期限付きだ。よって、数年経ったら、またメスを入れ、「新しい電池」に交換しなければいけない作業を想像すると絶望的になった。

・・・とにかく、両親・本人のオペの意思を確認した後、入院するための部屋へと向かった。私の病棟は、心臓手術にも関らず「外科病棟」ではなく「内科」だった。それは、胸部を開くオペではなく、動脈と静脈の3箇所から管を通してする、オペであったからだ。

長い廊下の奥の方にある部屋へ向かう途中、うめき声や「面会謝絶」の札、名前のプレートの色が違った部屋も沢山あった。

私の部屋は、4人の患者用の部屋だった。そこで、ちょっぴり安心した。「大部屋」ということは、大病では無いのだ、と思ったから。そして、「ナースセンター」から遠いことが、物語っている気がした。

同室である、私の他の3人の患者は、それぞれに様々な合併症を患った患者ばかりだった。難病や膠原病を持った患者も居た。末期の患者、又は非常に珍しい病気を持った患者しか入院できない様だった。正直、「最終的に来る場所」というイメージを受けた。自分も、その場所に居ながら、冷静に周りをチェックした。

その日は、全身チェック。夏に入院した頃に検査したものにプラスしたような、不思議な検査も受けた。数日間は、あらゆる検査をし、オペをしても大丈夫かを調べる期間が続く。

倒れたり、激痩せしたり、色々な事が起こったが、私の体調は良好だった。多少貧血気味ではあったが、それ以外の検査では、「健康」という結果。

約1週間の検査を終えたら、早速オペに入る。

私の病気の完治度は、主治医曰く、「何とも言えない」、だった。。。私が受けるオペは、ここ近年に新しい技法(?)で行なわれたばかりで、オペを受けた患者の結果は、「患者それぞれ」だという事はひっかかる所。

「何時間かかるか、ハッキリしたことは言えない」とのこと。更に、「ハッキリと言えることは、術後が順調な結果になっても、丸1日はICUに入ってもらいます。」という事だけだった。

よくテレビで見るアレだ。完全無菌状態の、24時間体勢でケアを受ける、ってヤツ。。。1度、入ってみたいと思っていた私は、ちょっとだけ、“ICU"がどんなものなのか、楽しみ(!?)にしていた。一生、ICUから抜けられない事態の自分を実感しての前提での思いだ。

・・・それくらいに思っていないと、「快適入院ライフ」が出来ない。“病は気から”・・・よく言ったモノだ!私はその言葉を現代に残してくれた人物に、感謝である。

検査が通れば、来週がオペの日になる。

2002.03.05

REY


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更新:2008.11.20
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