かっとびモデルの私生活 by REY

かっとびモデルの私生活
「モデルになってみたい」そんな思いを抱く女性は多いハズ。REYもそんな一人。甘い考えで憧れの職業にチャレンジ。しかし『こんなはずでは・・・』モデルになるまでのREYの険しく過酷な道のりと私生活。

キーワード:モデル,スカウト,公募,ファッション,オーディション,メイク,ヘアー,スタジオ

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第18回

「カバーガール」


「編集長」に電話をかけた社長は、早速私に、「編集長が来るから、色々話してみて。欲しい物があるらしいから」「欲しい物」とは、私についての詳細が記されたコンポジットの事だと、すっかり思い込んでいた。事務所では、モデルが退属するとコンポジットは、本人に返却されるので、丁度私の手元にあったので、予め事務所へ持参して置いた。

数日後、編集長が会社へやって来て、改めて顔を合わせた。そして、「ポラロイドでもイイですから何枚かありますか?」と聞かれた。

“今、ポラロイドで撮るなんて・・「撮影顔」の用意が出来てない・・”困惑の私は、私は前もって会社へ持参していたコンポジットを渡した。そうすると、「あっ、イイですねぇ〜コレ!OKです〜!お借りしま〜す」いとも簡単に編集長はOKを出してくれた。コンポジットのお陰で、ポラロイド写真は必要なくなった様だ。

私が働く会社の社長も、それを見て驚いていた様子が、おかしかった。「REY、モデルやってたのか〜」と、妙に感心している。確かにコンポジットの写真写りは、本人より格別に良いのだから・・・履歴書には書いたハズなのに・・・が、職歴には事務所名のみの記入で、「モデル」とは書かないので、分かるはずもなかったのだが・・・

「撮影の日程なんですけど・・」と、もはや核心を突く言葉が、編集長の口から飛び出していた。もう、決定なんですか・・?という気持ちであった。

しかも、「カバーガール」、表紙のモデルである。

私ってツイてる・・・!

雑誌のカバーガールは、編集部のスタッフや、果ては雑誌社の社長までもが「宣材」を見て、検討していくという話を聞いた事はあったが、私の場合は、その編集長の取り巻きにも、私を知る方たちが居たようで、評判もなかなかのものであったらしい事を後に知った。この上ないラッキーだった。編集長は「イメージ」で、私をカバーガールにと決断してくれたのであった。

オーディションもナシ!?ポラロイド数枚で、編集会議するつもりだったのだろうか・・・ここでもまた、この雑誌の編集長との縁があったのだろう。

「スチールモデル」として、雑誌に載るのが、私の目標であったが、こんなトントン拍子で行くなんて・・・しかも、「表紙」である。コワイくらい幸せだった。でも、コワがらず、その幸せをかみ締めた。

掲載の月は、真夏号である8月号になる予定だ。私の誕生日でもある8月。関係ないが、私は自分の誕生日を、とても大切に思うタチなので、とても良い誕生日を迎えられると実感した。

そして撮影は、スタジオ撮影から、「ロケ」へと急遽変更になった。私は、「ロケ」である事を聞いた途端、「え〜〜!」と思わず叫んだ。・・そう、私は食わず嫌いと同じ感覚で、未体験の「ロケ」が嫌いだった。完璧なる照明・天候の良し悪しも気にせず撮れるスタジオ撮影が好きだった。が、まぁ頑張ってみよう。そう思い、編集長にも、「私、ロケだと多分コンポジットのよな顔作れませんよ〜」と、かなり失礼で、弱気なことを言っていたにも関らず、「REYさんなら絶対に大丈夫ですよー」と、勇気づけてくれた。

8月号は“真夏の特集”が題材であった。

その時期、丁度「クラシックカー」が全国から集まるイベントがあり、そこが撮影現場となった。

現場に着くと、まさに「撮影日和」である。車や人で、会場はごった返しだ。予定の時間より遅く現場に到着した私達は、現場に到着するなりカメラマンやスタッフと挨拶をし、早速、撮影は始められた。

撮影は、“フリー”な感じなのも良かった。カメラマンからの注文は、非常に少なかった。「楽しそうにやって!」そういう事だろうと思い、それに応えるべくホンキの笑顔で挑んだ。

シャッターを数回切るごとに、メイク直しをしないと、汗がにじみ出てくる程の湿度と、眩しい太陽。沢山の車の前で、表情やポーズを変え、「撮られる」ことに幸せを感じ、終始良い気分だった。

いわゆる、「カメラ小僧」という存在も多発していたが、そんな方達にも、サービス、サービス、なくらい私はご機嫌だった。

撮影日から、約2ヶ月が経った。私にとって、「初・カバーガール」の記念の雑誌の発売予定日である。早速コンビニへいくと、沢山並べられた雑誌の中に、「本日発売」とプレートが付けられた本棚にその雑誌が置かれていた。何だか実感が湧かない。

そこには、「ロケは嫌い」と思っていたとは信じられないような笑顔満開でインパラという真っ赤なオープンカーから、身を乗り出した自分の姿があったのだ。

新しい、自分の発見であった。

2002.03.24

REY


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更新:2008.11.20
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