かっとびモデルの私生活 by REY

かっとびモデルの私生活
「モデルになってみたい」そんな思いを抱く女性は多いハズ。REYもそんな一人。甘い考えで憧れの職業にチャレンジ。しかし『こんなはずでは・・・』モデルになるまでのREYの険しく過酷な道のりと私生活。

キーワード:モデル,スカウト,公募,ファッション,オーディション,メイク,ヘアー,スタジオ

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第26回

穴があったら入りたい


私はモデルという職業に就いてから、「恥」という恥をたくさんかいてきた。

だが1つ。今でも本当に忘れられない恥がる。皆さんも、ありますよね?忘れたい過去って。

私は、仕事もまあまあ順調で、仕事の数も増えていき、ノリにのっていたある年の夏の出来事。

某・男性マンガ誌の、グラビア撮影の話がきた。それは、水着撮影だった。・・・と、ここまではイイ。私は、以前に書いたことがあるが「母役」の話が来る年齢になっているのだ。なのに、何故十代が主なグラビアモデルとして活躍するその雑誌に載ったかというと、“ヤラセ”であったのである。そう。「年齢詐称」だ。

私は、その頃初めての趣の仕事と、「水着」という仕事内容よりも、それどころか、「グラビアなんて、コレが最初で最後でしょう!」というノリから、簡単にその仕事を引き受け、気がつけば、その雑誌社へ足を運んでいたのである。1度、“母役”を命じられたモデルとしては、若者向けのその雑誌に載る、という話は、まさに目からウロコが出る話であったのだ。事務所では、「若く見えたらイイのよ!」的なノリであった。

が、その雑誌社に入って撮影スタジオを探していると、何と、私が愛読していた女性誌の撮影が隣のスタジオで行なわれていた。しかも、私が「ミスコン」で最終審査まで残り、「小さく載った」、あの雑誌である。専属モデルが、クールに撮影に臨んでいる。

・・・ガーーン・・・私、何やってるんだろう感が急に襲ってきた。己を恥じてしまったのだ。年齢詐称で水着を着て笑って、何が嬉しいんだ、私ってばぁ〜〜という思い。

そして、恐怖な出来事はまだ続いた。撮影してから、実際紙面に登場するには、約2ヶ月程はかかる。その間、仕事や私生活に追われ、多忙な日々を送っていた。あっという間に、自分の載った水着姿が世に出回ってしまうときが来た。コンビニには、発売日の前日の夜からその雑誌が売り出されていた。

自分が載ったものは、全て記念に取っておく私は、すかさずその雑誌を買い、帰路を急いだ。部屋で早速、自分の乗ったページを見てみると、「オ〜マイガッ!!!」という気持ちだった。私って、グラビア向きなモデルじゃなかったんだ、と強く再確認した。すごく、ヘン。洋服を着たモデルをしている時と、顔つきが全く違う。本当にカッコ悪い。恥ずかしい。水着姿が恥ずかしいのではない。水着姿の自分の表情がすごくカッコ悪い。オマケに年齢詐称だ。ああ、やだやだ。もう忘れよう。そう思い、さっき買ったばかりのその雑誌をしまいこんで、忘れることにした。

が、メディアの力は本当に凄い。私は翌日、以前働いていた会社の人たちと会う約束をしていた。夕方、会社へ向かうと、いきなり「だめだよぉ〜、年齢ごまかしちゃっ!」と、おちょくり笑いをしながら、言われた。最初は何のことだか、本当に分からなかった。本来ならば、今日発売の本なのだ。皆、仕事しているんだし、買いに行く暇などないはず。

そしてどうせ男性誌だし、皆にはバレないだろうとタカをくくっていた私に、衝撃のひとことをぶつけられた気分だった。

どうやら、私は偶然、発売日の前日にコンビニに置かれているのを発見したのだったが、密かにその男性誌ファンの女の子がいたのだ。前日には毎回買っているようで、いち早く私の姿を発見していたらしい。

「水着撮影」であることが、私を良く知る昔の仲間には笑えたようだが、もっと笑えたのが、何と言っても、「年齢詐称」だ。ホントに全て私のキャラでないことをやってしまったのである。散々笑われ、おちょくられ、1日中その話題だった。

「穴があったら入りたいぃーー!」

まさに、そんな心境であった・・・。

話題のほとぼりも冷め、その後私は、あの最初で最後のグラビア撮影を、夏のせいにして、自分の心の中の金庫に、4重くらいの頑丈な鍵をかけた。

さようなら、魔がさした今年の夏の思い出・・・!

2002.05.19

REY


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更新:2008.11.20
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