かっとびモデルの私生活 by REY

かっとびモデルの私生活
「モデルになってみたい」そんな思いを抱く女性は多いハズ。REYもそんな一人。甘い考えで憧れの職業にチャレンジ。しかし『こんなはずでは・・・』モデルになるまでのREYの険しく過酷な道のりと私生活。

キーワード:モデル,スカウト,公募,ファッション,オーディション,メイク,ヘアー,スタジオ

新着コラム

51 宝物(最終回)
50 最後の写真
49 若さと体型
48 オーディション結果
47 トホホなオーディション
46 雑誌掲載
45 夢と現実
44 初男性ファッション誌
43 ムービーな私
42 オーディションの嵐
41 復活
40 仕事復帰はTV出演
39 プチ静養
38 ストレス
37 食生活のツケ
36 POWER
35 今の私
34 感謝の気持ち
33 現役モデルとして
32 更新
31 新しい恋愛
30 事務所の更新日
29 初めてのミセス誌
28 引退の兆し
27 目標の実現
26 穴があったら入りたい
25 フィッティングモデル
24 様々なオーディション
23 理想の体型
22 プロフィール
21 イメージチェンジ
20 初めてのポスター
19 苦労の引越し
18 「カバーガール」
17 出会い
16 オペの日
15 入院
14 挫折の帰省
13 突然の災い
12 事務所の移籍
11 モデルの恋愛事情
10 現地へ訪問
9 going my way
8 劣等感
7 ポージング
6 「ホウレンソウ」
5 早速の吉報
4 初めの一歩
3 決心
2 早速のオーディション依頼
1 写真の不思議
0 プレリリース

REY自己紹介
発行部数
あなたもライターになれる

第27回

目標の実現


夏も終わりかけ、残暑が続く日々だった。そう、思い起こせば私が「モデルになりたい!」と思い立った、あの日と少し似ていた。

何度も壁にぶつかり、それでも何らかの形で、私は前進していた。何となく、いや、ハッキリと分かっていた自分自身の中での“モデル生命”・・・

私は、まるで死を迎える動物のように、自分の残りわずかなモデル生活の日々を察知し、体が壊れるくらいにまっとうしていた。これまでに無いほどの、数多くのオーディションを受け、動きまくっていた夏だった。

これが最後の年・・・そう実感していた。

最後にはイイ仕事がしたいなぁ・・・といつも考えていた。私の当初の目標であった、「雑誌モデル」はあっという間に実現されていたが「ピンでポスター」に載ることは、まだ達成できていなかったのである。が、この年、私は初めて「この歳」にして、その目標を達成できたのである。

「運」と「タイミング」、「相性」が全て整ったのであろう。私は、某ビール会社のキャンペーンガールに選抜されたのである。奇跡だとしか言いようがない気持ちだった。最後の最後で、こんな仕事が貰えるなんて。

喜びもつかの間で、早速、そのビール会社のホームページの撮影のロケが行なわれた。あいにく天候が悪く、海をバックに撮る予定だったが、使われた画像は、公園の緑をバックに映したものだった。私は、“スタジオ撮り”が好きなモデルだったが、その頃には既にロケが好きなモデルになっていた。その理由は単純。髪の毛が乱れないことと、照明効果が高いことで綺麗に見えるからだった。

ホームページの画像は、クライアントである会社の社長もご満悦だったそうで、それが何より嬉しかった。

そして翌月、とうとう「ポスター撮り」のロケが都内のバーを借りて、行なわれた。こういうセッティングはビール会社としては、珍しいそうだが、クライアントの要望であった。確かに、プライベートの友人には、「水着姿?」と声を揃えて聞かれた。水着姿というと、ちょっと嫌で笑える記憶もあったが・・・

シックな黒の肩から開いたワンピースで撮った。これは私服で、当時付き合っていた彼からのプレゼントだった。仕事と恋愛、公私混同する歳ではなかったが、彼は私に似合う服を選ぶのが、とても上手かった。センスが良かったのである。

本当に、モデルとして最後である記念のポスターだ。私は、これまで大きな仕事をしてきたとは言えないが、「自分の中での達成感」が、非常に強くあった。価値観は何でも、人それぞれだ。私は、欲が深い方だが、この時点で自分で「終わり」を悟ったし、「これ以上」という気持ちも、不思議なくらいなくなっていた。

「モデル」という3文字の職業。私は、この職業にとりつかれたように、曲がりながらも、己を投じてきた。そして、自分がどこまでいけるのか、どこで満足するのか、全く未知な世界であった。その気であれば一生、終わりがないとも言える職業だ。

だが、私の中での到達点までの実現には、成功した。感無量。そんな言葉がぴったり。

ポスターが出来上がる日を、その時の私は多忙ながらも、何となく安堵感に似た気分で待つことができた。

来月は、実家へ帰ろう!

初めて、そんな風にゆとりを持って考えていた。

2002.05.25

REY


スポンサード リンク


 

たまごや

声優を目指す少女マキ


知って得する労働法

週刊マナー美人

常識ぽてち

女性のためのクルマ読本

週刊節税美人

四柱推命による人生相談

お店で買うにはちと恥ずかしい


創刊:2001.11.17
訪問者数:
更新:2008.11.20
デジタルたまごやトップ