かっとびモデルの私生活 by REY

かっとびモデルの私生活
「モデルになってみたい」そんな思いを抱く女性は多いハズ。REYもそんな一人。甘い考えで憧れの職業にチャレンジ。しかし『こんなはずでは・・・』モデルになるまでのREYの険しく過酷な道のりと私生活。

キーワード:モデル,スカウト,公募,ファッション,オーディション,メイク,ヘアー,スタジオ

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第30回

事務所の更新日


事務所の更新日である3月31日には結局重い腰を上げられず、私は自宅で明日の準備をしていた。明日?そう、私は4月1日の国内のプチ旅行を予定していた。毎年、今日(31日)は事務所へ更新手続きに行っているはずなのだが、どうも気が乗らなかった・・・世間の皆様は、「気が乗らないだけで、そんなの無責任!」だと思うかも知れませんが、全くその通りでございます。その代わりと言っては何ですが、この「更新手続き」をしてしまう事により、また怒涛のような日々が襲ってくるのです。

芸能人が、たまに『疲れたので・・』と言って、数ヶ月〜数年、お休みを取るでしょ?海外なんかで・・・私の場合は、有名でも何でもない、いちモデルなんで海外まで行く理由もないんですが、『疲れた』というのは、絶対的にあるお仕事なんです。歌手なんかは音源作りに・・女優さんは、いろいろですよね。後から聞いて、こっちが驚くような・・・!余談になりますが、ロスで1度、松田聖子さんは、ここで滞在していま〜す、という添乗員さんからの説明に、「おっと、私たちの宿泊先の近くじゃな〜い」という記憶が・・ま、言うまでもなく別格なホテルでしたけど・・こういう人までになると、日本を離れて暮らしたくもなるんだろうな。というか、観光客にまでチェックされてるなんて、大変だな〜。

私がモデルになった当初から思い続けてきたひとつに、“有名になりたいんじゃない”“芸能界には入りたくない”コレがあったから、簡単に出来た行為でありました。「簡単」だとは、少し語弊がありましたが・・・。

1番の違いといえば、芸能人は、いくつになってもやっていける、所属プロダクションの許可を得るのに苦労する。モデルも、天井がない世界だけれど、物凄い執念とタフさと、いくつになっても、「美」を守り続けるぅ!!という気持ちが心身ともにトータル面で持っていれば、やっていけない。

モデルは、20代後半になってもまだ、「毎日がオーディション」な日々。・・というより、雑誌の専属モデルなどまで行けなかった私。女優は、1本、役をもらえたら、それで数ヶ月はもたせられる。だからといって、実際、事務所で行なわれるレッスンの中での項目で「演技」「発生」など、体育会系なことは私にとって苦手なものだった。やはり、やるなら「スチールモデル」であった。もちろん、女優さんにも大きなお仕事を得るためにはオーディションを必要とする時があるんですけどね。

・・私も四捨五入すれば、もう三十路ですよ。体力・精神的も疲れたっちゅ〜ねん、ってとこでしょうか。この二つを育児に充てている主婦の方が多い、多い。でも私は、な〜んにも考えず、モデル業にこれらを注いできましたが。

物事は常に、「白か黒か」と決めてきた私には、自分でも「グレー」な、この気持ちをどうにかしたい。“モデル”という3文字から、上手くフェイドアウトできないものか・・と、結構考えていた。

女性のマネージャーでは、よくいます。『元・モデル』レッスン場に入ると、マネージャーがモデルに見えたりすることも・・

元・モデルのマネージャーに、所属した時に聞いたことがあった。「どうしてモデル辞めたんですか?」「う〜ん、疲れちゃったんだよね〜」

私は、その頃、まだまだこれから!なんて思っていた時期だったから、その言葉がピンと来なかったのである。

でも、今ならよく解かる。『疲れちゃった』という意味が。

たまに、その辺の居酒屋(でなくても良いが)に行ったりすると「俺はもう50(歳)だけど気持ちはハタチのままなんだよね〜」・・・よく解かる。私も、その類だ。変な例えだが、私もこの年齢になってモデル業をしている、というのが何だかこっぱずかしい・・・

生きていると、“住所/氏名/職業・・”と記入する場面に出会う。「職業」の記入箇所には、殆ど事務所名を書き込むのだが、更に詳しく記入しなければいけない欄には、「モデル」と書く。

これを、何の抵抗もなく書く事が出来た時期もあったのだが、最近は、少し恥ずかしいのだ。

4月1日を迎え、もう「モデル」ではない私がいる。嬉しいような、寂しいような・・・

全く厄介な性格である。

2002.06.15

REY


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更新:2008.11.20
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