アンティークで素敵生活 by 大泉りりこ

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SINCE:2001.11.03
UPDATE:2008.11.20

VISITED:

飾るだけでなく、実際に使ってこそ物は息を吹き返します。博物館学芸員資格を持つ著者が、アイテムの簡単な説明や骨董市の歩き方なども交えながら、暮らしの中でのアンティークの楽しみ方を提案します。

キーワード:生活,雑貨,小物,骨董,アンティーク,お宝,

大泉りりこの
アンティークコラム

20 御礼にかえて・・・
19 キセル
18 煙草盆
17 オマケ考
16 ミッドセンチュリーモダン
15 人形
14 続・時計
13 時計
12 ネットオークション
11 ブレッド缶
10 ミルクガラス
9 電話
8 続・骨董市の歩き方
7 骨董市の歩き方
6 掛け軸の額装
5 行李
4 かんざし
3 照明
2 南部鉄瓶でティータイム
1 帯の楽しみ方
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照明


今回は、照明にまつわるお話を。

他のものを何もいじらなくても、ぐっと部屋をレトロな雰囲気に変えてしまうものがあります。それはランプシェード。照明のかさの部分です。材質はいくつかありますが、一番多く見うけられるのはガラス製のものでしょうか。すずらん型の乳白色のものや、卵の先を少しすぼめた形のようなランプシェード、昔ながらの喫茶店や画廊などで、見かけたことがあるのでは・・・?

ガラス製のものの材質は、主原料がガラス。それに鉛。古いものほど鉛の含有率が高く、シェードを軽くはじくと「キーン」と金属的な音がします。半透明のものにはヴァセリンという含有物が加えられているのですが、ヴァセリンを含むシェードは現在はもう作られていないので貴重な一品と言えるでしょう。

アンティークショップに置いてあるアンティーク照明は値段も高く、重量もかなりあるので、余程しっかりした造りの家屋にお住まいの方以外は、躊躇してしまいがちなのが現状です。

ところが、骨董市などでシェードのみ販売している場合は数千円から数万円で購入が可能です。ただし、「素敵だな」と思うものはやはりお値段も張りますので、本当に気に入った運命の一品に巡り合うまでは、早々と購入を決意されないほうがよいでしょう。

年代にはこだわらない、という方は、ガラス工芸で有名な小樽などへ行かれた時、購入されるのも一案です。工芸館などを訪れると、新品でも充分レトロな雰囲気を持った素晴らしい照明がたくさん売られており、迷うほどです。ステンドグラスの照明から漏れる灯は、なんともいえない幻想的な美しさです。

ガラスのランプシェード以外にも、昭和40〜50年代のプラスティック製、あるいは布製のシェードなども、キッチュな味わいで私は大好きな一品です。これらの品は意外にもリサイクルショップで見かけることがあります。が、数はそう多くはないので、あまり選ぶことができないのがつらいところですね・・・。

間接照明については、我が家は間取りが狭いこともあり、使わない主義だったのですが、先日番傘を購入したおり、和室の隅に広げて後ろから電気スタンドでライトアップしてみたら、ぐんと雰囲気が出ました。これは、お客様を招いた時などに使ってみようと思っています。

シンプル・イズ・ベストという方は、思いきって照明を裸電球にしてしまうのはいかがですか?蛍光灯の人工的な白さとは違い、ワット数の低いオレンジ色の電球色は、和室にとてもよく映えます。学生時代の先輩が、このインテリアを試されていますが、お宅に伺うと、まるで昭和初期に時代をさかのぼったかのような、不思議な居心地のよさを味わうことができます。

本日のお話はここまで。読んでくれてありがとう。

2001.11.17

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大泉りりこ

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