アンティークで素敵生活 by 大泉りりこ

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SINCE:2001.11.03
UPDATE:2008.11.20

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飾るだけでなく、実際に使ってこそ物は息を吹き返します。博物館学芸員資格を持つ著者が、アイテムの簡単な説明や骨董市の歩き方なども交えながら、暮らしの中でのアンティークの楽しみ方を提案します。

キーワード:生活,雑貨,小物,骨董,アンティーク,お宝,

大泉りりこの
アンティークコラム

20 御礼にかえて・・・
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17 オマケ考
16 ミッドセンチュリーモダン
15 人形
14 続・時計
13 時計
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11 ブレッド缶
10 ミルクガラス
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7 骨董市の歩き方
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ミルクガラス


こんにちは。大泉 りりこです。本日は、ミルクガラスについてのお話です。

ミルクガラス、というのはミルクを薄めたような色(いわゆる乳白色)の耐熱ガラス食器のこと。代表的なものには、アメリカのアンカーホッキング社製の「ファイアーキング」シリーズがあります。

「ファイアーキング」は主に1940年代〜1970年代に作られ、1960頃そのピークを迎えました。種類はカップ&ソーサー、マグカップ、お皿、キャセロール、花瓶、水差し、片手鍋、スナックセットなどエトセトラ。これらの食器は、当時、アメリカの家庭やレストランで普通に使われていたものです。

ミルクガラスの魅力は、心和む乳白色(まるで陶器のよう)、ひと昔前の懐かしくも美しい形、更に実用に耐えうる耐熱性と丈夫さに集約されます。使えば使うほど、大好きになっていく不思議な食器です。

ミルクガラスには、いくつかのカラーバリエーションがあります。

例えばグリーンミルクガラス。ファイアーキングのグリーンミルクガラスは、その美しいひすい色からジェイドと呼ばれ、コレクターから大変な人気を博しています。他に、ターコイズブルーと呼ばれる美しい水色のシリーズも人気の一品です。

ガラスメーカーも、ミルクガラスのシリーズもいくつかありますが、私がはまっているのはやはり、アンカーホッキング社のファイアーキング。

中でもひすい色の「ジェイド」には、抗いがたい魅力を感じています。「ジェイド」も更にシリーズで分類されるのですが、その中ではシンプルなデザインでやや厚みを持ったつくりの「レストラン・ウェア」シリーズをコツコツ集めています。ジェイドは人気が高いため、結構な値段がします。特にキャニスターとソルト&ペッパーの価格の高騰は異常とも呼べるほど。私も勇気がないため、これらの品物には未だ手が出せていません。ものの状態と価格を慎重に吟味して購入する必要があります。

他には、同じくファイアーキングの、白地に赤とピンクの小花模様がアクセントの「プリムローズ」というシリーズも目下収集中です。こちらの方が値段も手頃です。私が集めている範囲で言えば、10,000円を超えるものはまだ見当たりません。

余談ですが、ミスタードーナツでは1999年にラッキーカードで10点集めるともらえるオマケに、フランス製の耐熱のミルクガラスを出していました。水色のミルクガラスでカップ&ソーサーかグラタン皿か選べました。

私はグラタン皿をひとつしか持っていなかったのですが、先日リサイクルショップで同じ物を発見、なんと\150という特価で買うことができ、その日は一日中ハッピーでした。カップ&ソーサーも探しているのですが、探している時ほど意外と見つからないので、フリマなども気長にのぞいてみようと思っています。

最後に、これからミルクガラスを探そうと思っている方へ一言。日本で「ミルクガラス」と言った場合は、「純粋に乳白色のガラス製品」を指すことが多いようです。ですので、日本のアンティークショップなどで品物を見る時は、一番有名どころの「ファイアーキングありますか?」などとたずねたほうが、いろいろな種類・シリーズを手っ取り早く見られますよ。

ファイアーキングについては、またそのうち詳しく取り上げてみたいと思っています。

本日はここまで。読んでくれてありがとう。

2002.01.05

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大泉りりこ

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