がんばる女性へ応援歌! by 池田ゆう

がんばる女性へ応援歌!
現代社会の処世術を女性起業家の目で探ります。ますます迫り来る実力社会の波。木の葉のように舞いながらも着実に正しい航路を指し示す水先案内人【池田ゆう】が贈る女性のための応援歌です。

キーワード:女性,SOHO,起業,新規事業,子育て,くらし,処世術

池田ゆうのコラム

6 マナーについて(電話編)
5 人材育成のための「コーチング」
4 私の27時間
3 ある「おばあちゃん」との出会い。
2

2日目

1 大丈夫でしょうか?といわれても・・・

あなたもライターになれる
 

たまごや

美容と健康と食

きれいになっちゃお

整体マニアックス2

ファミレス様、覚悟せよ!

高齢化社会

いきいき介護ライフ

老人ホームの裏事情2

老人ホームの裏事情

国際化社会

ブルゴーニュ通信局

誰でもなれる国際人

小口輸入支援

オトコとオンナ

チョコレートカクテル

不倫のススメPart2

チャットレディー“すずね”

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知って得する労働法

週刊マナー美人

常識ぽてち

女性のためのクルマ読本

週刊節税美人

四柱推命による人生相談

お店で買うにはちと恥ずかしい


創刊:2000.09.01
訪問者数:
更新:2008.11.20
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第4回

私の27時間


〜自宅を拠点として働く「私の27時間」〜

ここまでは、面接でお会いした方々とのお話をしてきたが、よく「**さんは、いったい、どうゆう生活をしておられるのですか?」と質問されるため、「私のある27時間」を息抜きのためにお話したいと思う。

世の中には、普通の仕事を探す人と子育ての合間や家事の合間に在宅で仕事をしたいという方が非常に多い。私も数年前までは、在宅でパソコンを使った仕事をコツコツしてみたいと思い、現在の少しその仕事を抱えている。

しかしながら、その生活は甘くはなく、時には徹夜続きで、あげくの果てにパソコンが壊れすったもんだしていた。そこで得た成果・・・3万円。おまけに、当時プロバイダ料も高かったため手取りは2万円程度だったと思う。

そんな生活に嫌気がさし、自分の好きな仕事だけを残しながら起業に踏み切ったのである。

朝7時起床。(早起きは三文の得がいまだに実行できない)主人と子供に野菜ジュースとパンを用意して、すぐにメールをチェックする。主人と子供(小学2年生)を送り出し食事。一段落して、掃除洗濯と「一応」家事をこなす。

きまって8時ごろから電話の嵐。現在自宅の一部(6畳の部屋とリビングの一角)が仕事場なので、この辺は全くケジメがない。困ったものだ。

スケジュールを組替えながら、その日の仕事にかかる。まずは、クライアントとの打ち合わせ。約1時間。新事業の執行部との会議。今はここにポイントをおいているため約3時間。その後、必ず昼食。その後、メールチェック。

なかなか、時間管理もその通りにはいかず、飛び入りがあるとその後のスケジュールは混乱してしまう。その日の混乱は、ご近所の2歳の男の子であった。その子とお母さんは、毎日のようにマンションのアチコチを散歩してはどこかの御宅にあがり込むという習性を持っている。私は、その親子を「関所」と呼んでいる。出会ったが最後。そのあとの仕事はあきらめなければならない。日頃から仕事が忙しいときには、出来るだけ会わないように、会っても目を合わさないように訓練しているのだが、つかまってしまった。敵もなかなかのものである。行動を読まれていたようだ。

「断ればいいのに」とみなさんはお思いだろうが、「自宅で仕事をしているお母さん」が遊びに来た小さな男の子を追い返した。となると、井戸端会議族の格好のエサになってしまうのである。わかります?

私は、気が小さかった。

まるで、自分の家のようにそのお母さんとチビの散策が始まったときには腹をくくるしかない。いつも、楽しみにしているおやつをネコゾギやられてしまう私は「シュークリームをどうやって隠そうか」それだけに神経を注ぎつつ2時間が経過していた。その間、何を話したのかあまり覚えてもいない。

子供が帰って来た。お決まりでぎゅーっと抱っこする。忙しさでゆっくり遊んであげられない私からの、子供への意思表示である。なんとかご一行にお帰りいただき、メールをチェックした。「やっぱり・・・」仕事の山。その瞬間、「眠れない」ことを覚悟するのである。子供のおやつをなんとか守り通した私。「今日はがんばったぞ。」とそんなことで自分を誉めながら急いで作業にかかる。

1時間もすれば、夕飯の支度をする時間だ。そうこうしているうちに、夕方の電話の嵐。受話器を耳と肩にはさんでいつものように包丁を動かしていた。

ご主人様ご帰宅。大好きな家族とともに、唯一ゆっくりとした食事時間。と思いきや、また、電話に邪魔される。やっと子供を寝かしたところで、主人と並んでそれぞれが別々に仕事をする。もうそろそろ、一日が終わろうとしている。眠らずに仕事をすることが嫌いな主人のために、いったん、寝たふりをして深夜に起き上がる。なんといっても、この瞬間が非常につらい。「あー、ゆっくり寝たい」「いっそ、専業主婦に戻りたい」と思いながら何年間この生活をしてきただろう。

結局、この日は2時間睡眠で朝を迎えた。昨日の朝から、すでに27時間後の午前9時。新事業執行部からの電話。「やりましたよ!あの企画、うまくいきそうですよ」との連絡だった。この瞬間の喜びのために仕事をしているのだと実感する。

また、新しい一日が始まる。今日は、無事おせんべいを守れるだろうか?と思いつつ、関所を通らずに外出する方法を考えていた。

主婦が「自宅で仕事」をする。便利な反面、やはり、いろんな問題があることを痛感せずにはいられない。でも、「**さんと仕事がしたい」「後でよかったって思えるようにしようね」と言ってくれる仲間がいる限り、この生活を続けるだろう。「仕事」「母」「妻」の3つも出来るなんて、スゴイじゃない。

人生って自分の思うようになる。大きい目標があればそのように。小さければそこまでに。

さて、今日はどんな日にしようか?

2000.09.23
池田ゆう

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