有料老人ホーム実態編(1)

老人ホームの裏事情Part3

老人ホームのイメージとは?和気藹々な老人たち。暗い病院のような所。夜な夜な徘徊するイメージ。じつは老人ホームにはこんな実態があるんです。老人ホームに渦巻く諸事情を辻本ゆめのがばっさり斬ります。

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最終更新日:2013.06.06

創刊:2005.07.20

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第5回

有料老人ホーム実態編(1)

前回は有料老人ホームのサラリーマンでも入れる有料老人ホームについて、少々実情をお話したかと思う。前々回に予告していた、軽費老人ホームだとか、ケアハウスだとかはどこへ消えたかとお叱りの方々もおいでになるにちがいない。この軽費老人ホームというのはかなり曲者で、よくわからない方も多いだろう。実際に介護保険上では在宅扱いなので、有料老人ホームと行政上の扱いはあまり変わらない。変わるのはかかる費用で、低額と謳っているし、部屋も個室ながら狭い。

軽費老人ホームは、大きく区分してA型、B型、ケアハウスの3タイプがある。A型は給食サービスあり、B型は自炊、ケアハウスは給食サービスあり。一番元気な方を対象にしているのがB型で、次がA型、ケアハウスの順番である。対象者年齢の方は概ね60歳以上でOKである。これは概ね65歳以上としている前々回、養老院、あらため養護老人ホームとなった施設にくらべ、年齢的ハードルは低い。

どうでもいい話だが、こういう年齢制限って、思わぬからくりがある場合が多い。例えば、年の離れた夫婦がいる。70歳の夫と50歳の妻。で、養護老人ホームに夫婦入所した場合、入れるか?否か?正解は「可」である。一方が65歳を超えているから問題なしという扱いになる。

で、始末が悪いことに、75歳のおじーちゃんがめちゃ元気で、50歳のおくさんが要介護状態(しかも介護保険が適用にならない障害のため)だったりする場合がある。おじーちゃんはろくに自分のトイレとご飯食べるぐらいしかできないのに、愛しい妻のオムツの交換なんぞ、やる能力はあってもやる気がない。数少ない職員が結局介助に入ることになって施設現場職側としては大きな迷惑である。

またあまりに暇なおじーちゃんが、同じくらい元気な69歳のおばーちゃんと喫煙場が取り持つご縁でおじーちゃんがおばーちゃんのお部屋にせっせと通う懇ろの仲になってしまい、呆れて口がふさがらない。いずれも軽費老人ホームは数が少ないので、養護老人ホーム同様、皆様の眼中に入ることはまずあるまいと胸をなでおろすのである。

安く入れて、若い配偶者がいれば早期入所OKで、家賃はすごく安くて食事もでる居心地がいい、老人ホームがあるなんて、宣伝する行政なぞあってはならないわけである。

ケアハウスは、制度的には新しくて一時期特別養護老人ホームとセットで建設補助金が付いた時期があり、けっこう数が多い。旦那さんが特別養護老人ホームで、奥さんがケアハウスで同じ敷地内の渡り廊下でつながっている施設に住んでいる夫婦がいる。旦那はかなり介護度が高く、寝たきり状態。奥さんも車椅子生活。日中は奥さんは車椅子で旦那さんの部屋に来てベッド脇で、一日の大半をすごす。

職員も心得ていて、食事もケアハウスからその居室に届けられ、夫婦が一緒に食べる(ただし、水入らずというわけには行かず、旦那さんには職員が食事介助する)。夕食が終わると、奥さんは自分で車椅子を押してケアハウスの個室に帰っていく。なんとも微笑ましい情景ではなかろうか。通い婚みたいだと周囲はささやいている。ちょいと乙女チックなタッチで今回は終わる。次回は、有料老人ホームのもてなしとボロイもうけの話をいたしましょう。お楽しみに。

2005.08.17

辻本ゆめの

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