夜も寂しい母子家庭 by 北村マリア

母子家庭で暮らしていくには想像以上の忍耐と根気が必要。時には不本意なことも・・。二人の保育園児を抱え風俗店の受付嬢も経験した妖艶なシングルママが、寂しい夜を克服しつつ母子家庭の喜怒哀楽を綴ります。

母子家庭シリーズ

私は在宅母子家庭ワーカー
by 萩谷 実春

夜も寂しい母子家庭
by 北村マリア

母子家庭・だからどーした?
by 小林絵美

 

北村マリア

発行部数
北村マリア自己紹介
ライター募集
只今たまごやでは母子家庭ママによるメルマガライターを募集中です。奮ってご応募ください>>詳細

北村マリアのコラム

19 実習生
18 水子
17 再会
16 現況報告
15 社会復帰
14 神経質
13 見合い話
12 風雲
11 離婚合意
10 修羅場(激情編)
9 変態談義
8 黄昏
7 潮騒
6 七転八起
5 父性愛
4 攻撃の夜
3 悶夜
2 秘め事
1 一人の夜
0 男いない歴

第2回

秘め事


結局は受付で終わったけれど、始めは接客から。つまり、ほんのわずかな間だったけど、私も風俗嬢だった。数は本当に少ないけれど接客経験もある。風俗に飛び込んだきっかけは、非常に切羽詰まった理由からだった。

結婚中、私たち一家は社宅に住んでいた。女を作り、離婚したくてたまらない夫。当時3歳の長女と2歳寸前の次女を抱えて、それはちょっと待ってくれと一歩も譲らない私。話し合いはガチンコ状態のまま、ある日突然何の予告もなしに、夫が会社を辞めた。社宅の立ち退きまで猶予は一ヶ月間。

部屋探しは予想以上に難航し、立ち退きまであと10日と迫ってもまだ決まらない。ハンコだけは押すまいという意地と裏腹に、最悪の場合子供は施設に入れようかとまで考えた。その夜、古い友人から電話があった。彼女は人妻風俗嬢。人づてに話を聞いて驚いたという彼女に、『子供を施設に入れるくらいならうちの店で働け!!』と発破をかけられた格好で、翌日の昼には彼女の店で面接を受けていた。

話を聞くだけだと思ったら、講習を受けることになった。膳は急げではないが、ともかく時間が本当に無かったし、店長と話をするうちに、風俗やる以外の道は残されていないような気になった。その日初めて会った男の前で裸になるのに、不思議と恥ずかしさはなかった。店長がちょっといい男だったし、優しく励まされて、抵抗感はなかった。

狭いシャワールーム。お互い素っ裸で差し向かった時は、ちょっとだけ戸惑った。客の洗い方からシャワーでのサービスの仕方を教えながら、多分、店長も興奮し始めていたんだろう。ディープキスしながら私に触れる指が、迷いを含みながらも官能的な動き方をし始めた。

ベット面積80%くらいの狭い個室。シャワーを出ると、仕切り直しとばかりに男の表情を消した店長だったが、いざベッドでの講習が始まると、迷いながらも私に触れてくる。そのうち本能が勝ったようで、挿入こそしなかったものの、こちらが困るほどに責めたててきた。指で、舌で、いったのは、店長が初めてである。奥さんが羨ましい。

今でも不思議なのだけど、講習であそこまでやるのだろうか?いっぱい感じていかせてもらって、○ェラ以上は求められなかったし、何よりさんざん迷惑かけてしまったから、まあ、いいか…。

2003.03.15

北村マリア

夜も寂しい母子家庭


たまごや

週刊マナー美人

常識ぽてち

女性のためのクルマ読本

知って得する労働法

週刊節税美人

四柱推命による人生相談

お店で買うにはちと恥ずかしい

創刊:2003.02.23

最終更新日:2016.12.02

総訪問者数:

デジタルたまごやトップ