夜も寂しい母子家庭 by 北村マリア

母子家庭で暮らしていくには想像以上の忍耐と根気が必要。時には不本意なことも・・。二人の保育園児を抱え風俗店の受付嬢も経験した妖艶なシングルママが、寂しい夜を克服しつつ母子家庭の喜怒哀楽を綴ります。

母子家庭シリーズ

私は在宅母子家庭ワーカー
by 萩谷 実春

夜も寂しい母子家庭
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母子家庭・だからどーした?
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北村マリア

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北村マリアのコラム

19 実習生
18 水子
17 再会
16 現況報告
15 社会復帰
14 神経質
13 見合い話
12 風雲
11 離婚合意
10 修羅場(激情編)
9 変態談義
8 黄昏
7 潮騒
6 七転八起
5 父性愛
4 攻撃の夜
3 悶夜
2 秘め事
1 一人の夜
0 男いない歴

第13回

見合い話


最近、にわかにお見合い話が持ち上がっている。相手は農家の跡継ぎ。年齢38歳、未婚。写真はまだ見ていない。

話を持ってきたのは、母の友人(以下おばさん)である。おばさんの知り合いの知り合いが見合い相手の母親だと言う。この母親のことはいっぱい聞かされたけど、相手のことは殆ど知らないそうだ。

私の知らないところで、見合い話が進行していたことには驚いた。母もとっくの昔に聞いていたそうで、自分から見合い話を切り出したら私が何も考えずに拒絶すると思ったらしい。…と言うことは、母もまんざら悪い話じゃないと考えているのだ。

『写真を見せてよ』と言ってある。つくづく見合い向きの人間じゃないと思う。母や特におばさんの方は、相手の母親や『家柄』で判断している節がある。農業大学を出てるとか、有機野菜を作ってるとか、そんな情報、現時点での私にとっては二の次三の次。

顔が知りたい…体型が知りたい…まずは性的に受け容れられる人間かどうかが現時点での最重要ポイントである。別に高望みしてるわけじゃない。自分がこの男に抱かれてもいいと思える相手かどうかが気になるのだ。38歳未婚という情報だけでは、どんな邪推も働いてしまう。

相当遊んでいるなら、セックスは上手なはず。だけど縁がなくてここまできたのだとしたら…当然期待はできないし、しつこいかもしれない。毎晩毎晩しつこいセックスなんてご免である。38歳じゃそれほどしつこくはないかもしれない。だけど、こればっかりはわからない…。

『生活』のためにヘルスで働こうとした。実際に少しだけ働いた。あのまま東京にいれば、もう少し働いていただろう。『生活』を考えるなら、農家の嫁になることも良しである。だけど、ヘルスで気持ちまで売っていない。生活は、セックスだけじゃ成り立たない。『生活のため』と割り切って過ごす夫婦なんて、幸せじゃない。

2003.06.05

北村マリア

夜も寂しい母子家庭


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