[206]パリでごはん(4)

バジェット旅行中だとどうしてもカフェやビストロに行くのも躊躇いサンドイッチ屋で食事を済ますことが多くなる、それは学生の頃も社会人となってもあまり変らない。でもそれが続くと、ちょっと気分的には惨め、胃袋的には温製のものが入らないから負担になる。コーヒーや紅茶で一時の保温とごまかしても身体全体の保温の継続にはならない。やっぱりカロリーを燃焼し身体を温める温かい食事がないと体力も衰え、ひいては精神的にも惨めから不安定な状態に落ち込む事になります。こんな時に「保温のためよ」とワインをがぶ飲みすると急性アル中になりやすく危険です。そこで私は中華レストランへ入る事を処方箋にした。
中華の良い所は、もちろん食材や調理法が私たちの普段の和食に近いというだけでなく、一人でも入りやすい雰囲気があることかしら。そして速くて安くて上手い。中華料理はだいたい皆で小皿に取り分けてワイワイやるものですが、一人や二人で食事に来ても違和感を感じさせない、気後れを感じさせない配膳をしてくれるから助かる。そして中華ならまた中華料理の店はほぼ間違いなくスープがある。これは安くてボリュームがあって、元気モリモリにしてくれるからバジェット旅行者の強い見方。具沢山の中華のスープはサンドイッチよりもずっと腹ごしらえになるし、体温上昇と維持に貢献してくれます。安上がりで主菜になりうる前菜。
ノートルダムが目の前に広がる絶好の場所にある、この中華惣菜店Traiteur Shanghaiのスープはすごい。自家製スープは3ユーロ程度で心底温まる物を出してくれる。ふっくらとした水餃子は手作り感ばっちり。昔住んでいた香港(上海ではないけど)の味を思い出す。パリリヨン駅付近にあるマンダランというレストランは普通の中華らしくないけど、あまり辛くないマーボー豆腐がワインによく合う。メニューは仏、英、日とさりげなく書かれているのも、お店の上質のサービスも疲れた一人旅には応えた、ちょっとホームシックかな。
Traiteur Shanghai
19 quai de Montebello 750005 Paris
01 40 51 03 84  M゜Saint Michel
Restaurant Chinois
Mandarin Diderot
26 bis Bd. Diderot 75012
01 43 43 97 50 M゜Gare de Lyon

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夢路とみこ
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