現役銀行員が近頃の奇妙ともいえる社会現象を、新鮮かつ斜めな切り口で解説します。肩肘はらずに楽しみながら、金融業界の打ち明け話やお茶の間経済学に耳を傾けてみませんか?

お茶の間経済学 -桶川次郎-

 上司が家を建てた。近頃流行の「FPの家」とかいうやつである。高気密住宅で、夏でも冬でも家全体を暖かくしたり涼しくしたりできるそうである。確かに真冬にもかかわらず、家の中は廊下もトイレも暖かい。この不景気に羨ましい話である。

お茶の間経済学 -桶川次郎-

 「私どうすればいいんでしょう」このセリフを先週は2回聞かされた。二人とも恥ずかしながら当社の本部管理職である。相当の役職と給料の方である。今回は中高年の方には耳に痛いかもしれないが、若い人にも多い話である。

 一人目は、 ...

お茶の間経済学 -桶川次郎-

携帯電話のキャッチコピーである。学生が洗車機で頭を洗うあのCMだ。この会社は学生に限り通話料金を半額にするとしている。いわゆる「学割」で、半額といえば50%引きである。いくらスーパーやディスカウンターががんばってもなかなか半額にはなら ...

お茶の間経済学 -桶川次郎-

少し前に「買ってはいけない」という本が売れた。日用品の中で、添加物や毒物が多く入っている商品をリストアップして消費者に警告したものだったと記憶している。もちろん添加物やウソは食品や洗剤にだけ入っているものではない。評論家のもっともらし ...

お茶の間経済学 -桶川次郎-

金融ビッグバンの目玉のひとつに投資信託の整備が盛り込まれた。当局にとっても日本の投信のお粗末さは問題だったのである。そのおおまかなところは以下の通りである。

証券総合口座の導入
銀行等の投信窓販の導入
私募投信の導入 ...

お茶の間経済学 -桶川次郎-

投資信託が売れている。今回と次回は変貌を遂げた日本の投信販売と銘柄の選択方法等について書きたい。

投資信託とは、たくさんの投資者から集めた資金を、株式や債券市場で運営する商品である。投信の最大のメリットは、「少ない資金で分 ...

お茶の間経済学 -桶川次郎-

あるテレビ番組によれば、20世紀は戦争の世紀だったそうである。確かにそういわれればそうなんけど、もう少し詳しくいうと、どの世紀も戦争の世紀だったわけで、それが良くも悪くもグローバルな段階に入ったということ、それを可能ならしめた科学技術 ...