[1138]三浦大根と青首大根

この時期おいしい大根が三浦大根。昔は、ポピュラーな大根でしたが、最近ではほとんど見ません。しかしお正月のおせち料理「大根なます」にはこれに限ると根強い人気があるため、この時期のみで回る高級品となっています。

三浦大根は練馬大根から改良された大根で、神奈川県三浦半島の地域で作られます。土を選ぶので栽培は難しく、また中心から下部にかけて太るタイプなので、引っ張っても抜けにくく、大事に収穫する必要がある手間のかかる大根なのです。

辛味が強いので大根おろしはしっかりした味になります。最近の大根は味噌汁に入れても苦くないですが、三浦大根は辛く苦くアクが強いです。昔の大根の味です。おでんにするとしっかりした味わいでおいしいです。米のとぎ汁で下ゆでをすると美味しくできます。

三浦半島でも今では栽培される大根のほとんどがこれといわれる青首大根。耐病性があり栽培しやすいため日本の大根生産量の95%が青首大根です。大根の上部が地上に大きく出てそれが緑色になるので「青首」。甘みがあり、煮崩れしないので料理しやすいという理由も人気の一因です。

首が地上部にでているのと、太さが均一であるため抜きやすいのが特長。三浦大根は11月12月の作物ですが。青首大根は一年中採れるのも流通量の多い一因でしょう。八百屋で三浦大根を見かけたら「ラッキー!」。早速買って食べてみましょう。美味しいですよ。

【関連記事】
[769]おせち料理